胃はその表面にある胃粘膜によって胃酸から守られていますが、 何らかの原因により胃酸が胃粘膜や胃そのものを消化してしまうと胃潰瘍になります。 胃潰瘍の原因のうち最も多いものは、 ピロリ菌という細菌です。 最近の潰瘍治療薬はよく効き、 ほとんどの潰瘍は手術をしなくても、 薬剤中心とした内科的治療で治ります。 ピロリ菌に感染している場合、 その除菌療法が行われます。 胃潰瘍の原因がピロリ菌でなかったり、 除菌療法が無効、 または適応でない場合は酸分泌抑制剤などによる治療が行われます。 除菌療法を行うためには、 ①胃潰瘍であること、 ②ピロリ菌がいること、 を確認する必要があります。 胃カメラは胃潰瘍の診断の他、 胃の組織を採ってピロリ菌がいるかどうかの確認もできます。 また、 ピロリ菌の確認には、 胃カメラを使わない(呼気試験)や(抗体検査)などの方法もあります。