本日は編集長と編集部員S子さんと、新しくブーに加わる編集さんとの顔合わせブランチがありました。
編集長「今度からビナブーに協力していただくフリーの編集Aさんです。Aさんは普段はホーチミンにいらっしゃいます」
美ナ子「ハジメマシテ、美ナ子ともうします」
S子 「はじめまして、Sです。よろしくお願いします」
編集長「Sさんは、日本でゴルフ雑誌の編集に携わっていた経緯があり、美ナ子さんは某出版社で働いてました。えー、彼女の担当は健康・お店情報・インタビュー、と、あと貧民食」
美ナ子「違います、貧民食ではなく『知恵袋』デス!!!」
編集長「でもね、タイトルは変わったけど、ゆってる内容は貧民食とさほど変わってない」
※2014年まで、の現『美ナ子の越南LOHAS STYLE』は『薄給美ナ子のLOHAS STYLE』、『知恵袋』は『貧民食』として連載されていました。
美ナ子「ヒドイ」
編集長「でもあれはあれで読者から反響があったんですよ。『ミカンに海苔をまいて醤油をかけてもイクラの味はしませんでした』とか『ココナッツでイカ寿司をつくりましたが、イカとは違う風味がしました』とか」
美ナ子「それは反響ではなくて苦情ではありませんか・・・」
編集A氏「ところで僕について事前に編集長から何かきいてますか?」
美ナ子「ええ、編集長からは『今度からお世話になる編集Aさん。とってもいい人ダヨ』と伺っております」
編集A氏「つまり何も説明がいってないということですね僕は現在こういったマガジンに関わっていて、こちらの情報誌は創刊から改訂版の発行も手がけてます」
美ナ子「うぉー、ほとんどビジネスマガジンですね。わたしページをめくったこともナイです。S子さん読んでそうですね」
S子 「そうだねえ」
美ナ子「S子さんは経済学部出身の知識人なんです」
S子 「いえ、わたし経済学部ではありません。法学部です」
美ナ子「ほらますますインテリジェント」
編集A氏「はは、僕は遊学部出身です今、何か編集で困ってることありませんか?」
美ナ子「それは、ビナブーはお引っ越しの営業のために編集長が創刊したのに、お引っ越し業と連携していることを知らない人が多いことです」
編集長「まあ、それはそれでもイイの。お引っ越しの方はうまくいってる。ヤマト運輸さんのお客さんもいるし」
美ナ子「うまくいってるんですか? それならクロネコヤマトのミニカーもらってきてくださいよ」
編集長「あれは、日本へお引っ越しした人でないともらえないの!」
美ナ子「じゃあ編集長が日本へ出張したときにもらってきてください」
編集長「わたしが日本にわざわざご挨拶に行って、ミニカーくださいって言うんデスか?」
美ナ子「言ってください」
編集長「そりゃ言えなくはありませんけど、言うのも・・・なんかねぇ」
編集A氏「小さい娘がいるんです、っていったらどうです?(笑)僕いつもそうしてますよ」
美ナ子「•••小さくないですが欲しいデス、ミニカー で、他の編集課題としては、もっと
広告とりたいんデス。特に◯◯ホテルの広告が欲しいんです。ここのホテルなんてオールデービュッフェなんですよ、一日中ビュッフェ、食べたくありません?」
S子 「いや、別に」
編集長「要は美ナ子は広告主からのバウチャーが欲しいんですよ」
編集A「ほう、それはわかりやすい」
美ナ子「みんなで力をあわせて、全面広告をもらって、社員旅行デスよ!!」
S子 「はは」
美ナ子「あっ、ところで、Aさんは福島次郎さんをご存知でしょーか?」
編集A氏「えーと福島次郎、って誰だっけ、なんか聞いたことあるなあ。あっ、編集長の先生で三島由紀夫の愛人だったんでしたっけ?」
美ナ子「ハイ。ビナブーに関わる人には、①編集長恩師の福島次郎さんの書いた暴露本『剣と寒紅』読む②編集長の息子のドラムを聴く、という洗礼があります。ですから、Aさんにもコピー本送りますネ。」
編集長「普通の男の人にはわからないかもしれない、同性愛者の感性が。ただこれを読むと三島由紀夫がわかる」
美ナ子「美ナ子もこれを読んで三島文学や川端康成に興味をもちはじめましたよ」
編集長「あっ、美ナ子が欲しいって言った福島先生の『蝶のかたみ』ねえ、調べたら絶版で6000円以上に跳ね上がってて、もう買えマセン」
美ナ子「じゃあ又吉くんの『火花』は買ってきてクダサイ」
編集長「「火花」はキンドルでかっちゃいました♡」
美ナ子「ひどい、ひどいです。日本から買ってきてくれるっていったのに!」
編集長「美ナ子も1000円だしてキンドルで買えばいいじゃないですか」
美ナ子「ずるーい、単行本だったらみんなで回し読みして喜びをわかちあえたのに、電子書籍でひとりじめして!!ちょっと、その火花何ページあるんですか?」
編集長「わたし文字おっきくして読んでるからぁ、えーと、何ページかなあ」
S子 「1744ページ」
美ナ子「じゃあ1744回スクリーンショットとればPDF出力できマスね!」
S子 「めんどくさいよ」
編集長「1000円だしたらいいでしょう」
美ナ子「イヤです、けち!」
編集A氏「まあ、モノづくりをする人なんだから、モノを創るヒトは誰かが創ったモノにお金を払わなきゃイカン」
美ナ子「・・・ハイ」
編集長「じゃあ、こうしよう。わたし寝てる間にコレ貸すから、起きる前に読んで」
S子 「そうだねえ、会社泊まったら?」
美ナ子「そうします」
編集長「あっ、わたし昨日ケータイ新しくしたんデス。カメラすごくキレイなんデス。ほら、美ナ子とSさん一緒にくっついて」
ーカシャー
美ナ子「ちょっと編集長、最新のケータイで撮ってこのレベルですか? なんかわたしたち、亡霊みたいに写ってるんデスけど・・・」
S子 「うん 怖いね」
編集長「えー、それは、逆光のせいでぇ」
編集A氏「じゃちょっと皆さんそこ寄ってみてください」
美ナ子「うおーすごい、超重そうな一眼レフ!さすが」
編集A氏「ハイ、では撮りますよ~」
編集長「なんだか家族の肖像写真みたいデスねえ」
とゆうわけで、久々の記念写真です。
S子さんは聞き上手で優しい、ベトナム人からもお客さんからも高感度ナンバーワンの美しい編集部員です。
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