結局、何もかも無難なものに落ち着いた。
会葬御礼品は一番安いものにした。
いやらしい話だが、老人会の人たちはお香典を持ってこない。
暇 → 通夜と告別式の両日来る → 赤字 という図式だ。
見栄を張っても仕方が無いし、珈琲とかお茶とかどっちでもいい。
先日、自営業の奥様が亡くなられ、乾燥しいたけを葬儀終了後に渡されましたがどうしますか?と聞かれた。
それは今までも渡していたのかと聞いたら、その人だけ渡したのだそうだ。
危ない…危うく余計な事をする所だった。
我が家が同様にすると、それが通例になってしまう。
こんな事もあった。
友達のお母様の葬儀に出席した際、直返しだったので楽そうだなと思い私もそうしてみた。
しかし、金額別では渡せないと直前に言われた。
つまり3,000円だろうが5,000円だろうが10,000円だろうが同じ物を渡すのだ。
3,000円と5,000円のお香典は同じもの。
10,000円以上の型は直返しとは別に改めて品物を返した。
それなら全部後からにすればよかったと後悔した。
それに直返しの場合、品物は定価。
後から用意するものは20%~30%OFF。
とにかく大きなお金が動くのだから、節約したかった。
葬儀屋さんもメリットやデメリット、お金の情報を事前に教えてくれればいいのに。
唯一不満に思った。
葬儀当日は、弔電全文を読んでもらえるのは3通。
喪主(私の)グループ会社から頂いた、代表取締役社長との肩書きの方を選んだ。
(自分の会社、商社、海外の3名)
名称のみは5通のところ、8通にしてもらった。
私と身内の勤務先の代表的なものを選んだ。
ちなみに...
友達の葬儀社は受付後、番号札を渡された。
後から番号を呼ばれ直返し品を頂いたのだが、金額を確認し(確認できない場合は本人に聞く)金額に応じた品物を渡していたそうだ。
これなら定価でも致し方ないかと思う。
ついでに着付けのついでに髪のセットもしてくれたらしい。