木箱の中にチョコレートピンク音符

 

バレンタイン限定ではないですが、この時期に食べたくなります。

 

 

 

エピナールのトリュフ・オ・ショコラ気づき

 

丁寧にかけられたりぼん。

冷蔵庫から取り出し、ふたを開けるといい匂いチョコ

 

 

 
球形のトリュフが多いですが、こちらのは棒状でコンパクトに並んでいます。
 
外側の薄いチョココーティングの中に、なめらかな口溶けのガナッシュ。
洋酒がほわっと香るおとなのチョコレートシャンパン
まだ、ちびちびといただいてます。
減っていくのが悲しい…
 
*10月から4月までの販売です
 
 

 

 

以前も実物みて感心しましたが、またじーっと見つめてしまいましたラブラブ

バレンタイン売り場で写真を撮らせてもらった、ポワールのピアノチョコピンク音符

 

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夢のようなピアノですラブ

 

 

 

ピンク音符むらさき音符ピンク音符むらさき音符ピンク音符むらさき音符

 

 

で、ピアノチョコからの…

 

ブレハッチさんのピアノリサイタルへ行ってきました。

 

 

ラファウ・ブレハッチ ピアノリサイタル

~ショパンコンクールの覇者が贈るドビュッシー、モーツァルト、シマノフスキ、そしてショパン~

 

プログラム***

 

ショパン:

ノクターン ヘ短調 op.55-1

4つのマズルカ op.6

ポロネーズ 第7番 変イ長調 「幻想」 op.61

ポロネーズ 第3番 イ長調 「軍隊」 op.40-1

ポロネーズ 第4番 ハ短調 op.40-2

ポロネーズ 第6番 変イ長調 「英雄」 op.53

 

 

ドビュッシー:ベルガマスク組曲(1.前奏曲 2.メヌエット 3.月の光 4.パスピエ)

モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲付」

シマノフスキ:12の変奏曲 op.3

 

2024年2月18日

ザ・シンフォニーホール

ピアノ スタインウェイ

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2021年、初めてブレハッチさんの生ショパンに感激しました!

2年ぶりの大阪公演です。

 

颯爽と登場された姿は、2年前とあまりお変わりないように見えました。

 

前半はショパン。

重めのノクターンではじまり、一瞬で嘆き悲しみの空気に包まれる。

 

幻ポロの序奏、低音から高音へのゆっくりとしたテンポのアルペジオ、

最後のピアニシモがとても繊細で、幻想と混沌とが無限に広がる。
昨年から何回かホールで聴いた幻ポロの中で、自分には1番しっくりきた演奏でした。

 

軍隊ポロネーズのかちっとしたリズムも威圧的でなく、とても自然で勇壮な舞曲。

手元は見えない席でしたが、フレーズの最後に手を高く上げる弾き方をされてたので、右手、左手の優雅な動きが見えました。

 

 

後半のドビュッシーは、一音目から音色が違った。
澄んだ生まれたての音の美しさ。

光を受けてやわらかに反射する水面のよう。
何度も聴いたことがあるのに、こんなに優しく儚い「月の光」は初めてでした。
おどけるようなパスピエのリズム、弾いている様子も楽しそう。

きっちりの中にもすこし自由なところがあって、軽やかなモーツァルトもよかったです。


最後の曲は初めて聴きました。

ブレハッチと同じポーランド生まれのシマノフスキ。

昨年、ツィメルマンもシマノフスキの作品をプログラムのメインに選んでいました。


ラフマニノフのような長いフレーズを聴かせるところや、ジャズっぽいところなど洗練された瀟酒な変奏が次々とあらわれます。 
最後の変奏は、低音と高音が激しく交錯するダイナミックな演奏でした。

 

満席の会場から大きな拍手が贈られ、オルガン席にも丁寧に挨拶されていました。

 

アンコール

マズルカ op.17-4


プログラムにあった初期のマズルカもですが、やはりこの土着的なリズムはポーランド人だからこそ、身体に沁みこんであふれるのかと感じました。

 

ノーブルで近寄りがたいけれど、音色がやさしく聴く側を置いて行かない演奏。

うまく表現できませんが、寄り添ってくれる気がするので聴きやすく心地よいのかもしれません。

 

ひとつ気になったのは、前半・後半ともに数回袖に入って出たりで、プログラムが小間切れになり曲の流れが感じられなかったことでした。

意図があってのことだと思いますが…

 

今週の川崎・東京公演では、ピアノ・ソナタ第2番を含むオールショパンプログラムです。そっちも聴きたかったな。