雨がひどかった日、祇園四条の鍵善良房に立ち寄りました

 

 

お庭が近い席

 

 

お茶とともに運ばれてきたのは、和三盆糖で作られた菊寿糖という干菓子

きゅっと固められた和三盆が、口の中で溶け上品な甘みが広がりました

 

もっと暑い日にいただくのがいいのですが、久しぶりにくずきりを注文しました
 

 

 
冷たくつるりとした食感のくずきりに、コクのある黒蜜(白蜜も選べます)がからみ、するすると喉を通っていきました
呑み込んでいたかも!
くずきりの厚みや幅は不均一で、そこがまたよいです
 
 
器を重ねると縦長で、こんな風な形をしています
以前、この器の豪華版を観たことがありました
 

黒田辰秋《螺鈿くずきり用器》

 

image

ZEN BIー鍵善良房ーKAGIZEN ART MUSEUM にて

 

江戸時代中期に創業した鍵善は、八坂神社門前の祇園町にあり、花街と密接な関係にありました

12代店主は、河井寛次郎ら民藝の作家と親交を深め、のちに人間国宝となる木工芸の黒田辰秋に本店の内装などを依頼しました

 

かつては、このまばゆい螺鈿の器にくずきりを入れ、祇園のお座敷へと提供していたそうです

干菓子用の器もつき、「鍵」「善」「良」「房」「鍵紋」の5つの器と、岡持ちまでありました 

なんとも贅沢ですね!

 

 

 

 

京都の6月といえば、水無月です

鍵善では期間限定で作られていました

ういろう部分がしっかりとした食感で、噛みしめるようにいただきました

 

夏越の大祓は6月30日に行われるのですが、すこし前から茅の輪を準備される神社が多いです

八坂神社で茅の輪くぐりをしようと思っていたのに、雨のため外されていたのが残念…

別の日、大阪市内にある坐摩(いかすり)神社でくぐってきました

 

 

この半年についた穢れを祓い、後半の無病息災と平和を願いました

毎年恒例でお参りできるのはありがたいことです

 

大きな地震や大雨がつづき、心配なことも多いですが

みなさま元気で過ごせますようにキラキラ

 
 
早朝からの大雨予報で、さすがに歩く人は少なかったです