鹿児島2日目は、朝からよく晴れました晴れ

 

 
あらためて、天文館あたりを散策しました。
市電やバスが通るメインストリートは、「おぎおんさぁ」本祭のため、日中通行止めになります。と、前日に観光案内所で知りました。
立ち寄ってよかった!
 
バスも、本来の乗り場から移動すると聞き、乗ることをあきらめ歩きました。
 

 

 
商店街のアーケードは、天井が高くて圧迫感がありません。
日差しを避け、桜島からの降灰を気にせずに買い物ができるようにと、総延長は約3.3kmもあるそうです。
天神橋筋商店街より長いやん!

 

 

天文館の、名前の由来を確認しました。

 

天文館跡 島津家25代重豪(しげひで)が、明時館という天文台を設置し薩摩暦を作成した。明時館は天文館ともよばれ、これに由来し名付けられた。

 

 

近くに、わざとらしいポーズ(笑)の重豪と家臣と思われる像がありました。斉彬の3代前から、藩校や医学館を創設し、新しいものをとり入れる精神があったのですね。

 

商店街に突然いて違和感ありますが、あちこちに像や碑が立っているので、地元の人は気にならないのかも。

 

 

どこ見てますか?

 

 

地面にも島津家の「丸に十字」がありました。

踏んでもいいのよね?

 

 
前日、仙厳園の入り口でもらった飴にも、十字紋。初代当主が雨の日に生まれたことにあやかり、「島津雨」といって雨は縁起がよいものとされているようです。
 

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梅雨の期間に配布される「島津飴」は、茶色いけど、みかん味でした。

 

 

こんなマンホールデザインもありました!

 

 

シンプルで、彫りがきれいな文様。

 

あれですね!

 

宝石ブルー宝石緑宝石赤宝石紫宝石ブルー宝石緑宝石赤宝石紫

 

 

 

 
薩摩切子
お店で見ましたが、繊細なカットも色も美しかったです。
手がまったく届かない高級品
 
2018年、明治維新から150年を記念したデザインです。
マンホールは、偶然見つけるのが楽しくて。
つい下を見ながら歩いてしまいます。

 

 ◇

 

前日、演奏会があった宝山ホールの隣に、風格ある鹿児島市公民館がありました。

1927年竣工で、今も現役です。

 

 

公民館前の広場から左側に目をやると、

西郷隆盛像と犬がいました!

 

 

城山を背に立つ西郷さんと、道路を隔てた所にわんこ。

せっかくなので、一緒に写ってもらいましよう。

 

妹のとこの柴犬に似てて、和みました照れ

 

こんなとこまで来たん?

 

 

宝山ホール前には、小松帯刀

 

逆光でお顔が見えず、ごめんなさい。

瑛太さんが演じた『篤姫』で、初めて知りました。

 

 

市内のほんと、あちこちに銅像があるんです。

九州新幹線が終着する鹿児島中央駅は、車窓から見ただけですが、イオンの前に大きな銅像がありました。

 

 

 

お借りしたアップ画像を見ると

何人いはるんでしょう? 

たぶん裏側にもいて、総勢19名。

 

若き薩摩の群像 

 

鎖国中の1865年、薩摩藩の命により、英国へ密かに留学した19名の若者たち。

その中には、先週の朝ドラ『らんまん』に登場した、初代文部大臣となる森有礼がいました。そういえば、薩摩ことばだったなぁ。

 

そして、五代友厚も留学生のひとりでした。

 

別の場所に、個人像が建っています。

車窓からも見えましたが、わざわざ写真を撮りに行きました。

 

 

五代さんには、よくお会いするので、薩摩藩士の中で最も親しみを感じます。

大阪にある像より、年齢を重ねておられる気がしました。

 

 

 

 

 

 

歩きはじめに、おいしい珈琲が飲みたくて、朝からケーキをいただきました。

モーニングセットがなかったのですあせる

理由になってない?

 

 

シックにガトーショコラとホットにしました。

 

アーケード街から横に入った通りの喫茶店。

お祭りの日なのに外とは別世界で、静かな時間が流れていました。

 

 

 

ライムライト

 

 ◇

 
散策の後、桜島へ渡り戻ってくると、お神輿巡行中でにぎやかでした。

 

 

ソイヤ、ソイヤ!

 

しかし、暑すぎてもう外に立っていられず、近くの百貨店にはいりました。

 

前日に撮影しました

 

山形屋(やまかたや)

江戸時代に創業された、老舗百貨店。

大正初期に建築された建物です。

心斎橋の大丸を彷彿させます。

  

付近には、三越や大規模店舗がありましたが、鹿児島中央駅の開発で閉店が相次ぎ、今では山形屋が残るのみだそうです。

 

百貨店といえば、大食堂。(昭和の感覚あせる

前日もらった南日本新聞のフリーペーパーに、こんな記事が載っていました。

 

鹿児島よかもん紀行

 

県民が愛する ”いつもの味”

ー山形屋の焼きそばー

 

80年前から営業している、山形屋食堂(現ベルク)で、65年前から受け継いでいるレシピの焼きそば。

 

この記事を見て、食べたくなりました。

 

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欲張って、黒豚炒飯も注文しました。

ともにミニサイズですよ。

これで税込み1000円!

お財布にやさしいです。

 

わたしは皿うどんと呼びますが、こちらでは焼きそばなんですね。

 

ぱりぱり麺ととろっとしたあんが、よくからまりおいしかったです。

テーブルに置いてあった三杯酢をかけると、さっぱりいただけました。

炒飯は思ったよりあっさり味。

 

まわりを見ると、半数以上の人が焼きそばを食べていました。

大げさじゃなくて!

 

普通サイズは大盛で、食べ応えがありそうでした。

 

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ここでもメニューにかき氷、しろくまがありました。

 

家族連れやひとりの人、地元の人の馴染みの食堂、という感じでした。

テーブルが多く、回転もはやいです。

フリーペーパーを見てなかったら、知らない情報でした。

 

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桜島編につづきます

 

 

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