私家本と思われる。

A4サイズ。

写真は僅かで、中国語の原文掲載も含む字の洪水。

Googleレンズも使って翻訳しつつ読む必要があるので

時間がかかる。

中国の歴史、中国の文学史等にも詳しくなれそうだ。

 

 

全482ページ。

 

●中国の明、清時代の囲碁は絵画、書道と同格の芸術と

考えられており、囲碁の名手は絵画や書道の大家と肩を並べて

多く刊行された地誌に記載されている。

しかし、現代では中国絵画史、中国書道史は学問として

確固たる地位を確立し、研究の蓄積があるのに対し、

囲碁の歴史は学問的研究の対象になっていない。

当初は中国囲碁通史の作成を計画したが体系的史料集を

見出せず、断念した。

●社会人生活35年間は多忙で対局の機会は少なかった。

しかし、余暇に棋書を紐解き盤上に石を並べるのが楽しみのひとつだった。

1991年に退休し、1994年頃から史料の収集に取り掛かった。

唐以降の棋詩や、明時代の地誌の多さは予想を超えていて驚いた。

2000年から2002年までの2年間、台湾の囲碁史研究家朱銘源さんと

交信し、史料の交換を行った。

※氏の病臥で終結した。

その他たくさんの方の協力を賜った。

今後の研究者の用に供したいと考え、史料目録ではなく、

史料集とした。

●3世紀(弥生時代)の邪馬台国より後の、

 5世紀(413年〜478年頃)、

讃(さん)、珍(ちん)、済(せい)、興(こう)、武(ぶ)の「倭の五王」の

時代に囲碁は日本に伝来したと筆者はお考えのご様子。

「金印」は1世紀~2世紀の九州北部の勢力、「倭の奴国」だから

別時代なのかwww

古墳時代は3世紀~7世紀っぽいので古墳以前に

囲碁伝来してるかもなのか。

●最古の碁盤は粗末な焼き物の破片で、

前漢景帝さんの陵から発掘されたそうな。

床に貼るタイルを改造した盤で墓守さんが

娯楽に使われたいたと推測されると。

後漢時代の簡素な作りの石製十七路盤は完全な形で墓から出土したと。

西晋時代は劉宝さんの墓から陶器製碁笥と黒白計289(十七路盤の

目数と同じ)の碁石が発掘されたと。

海辺の天然石を研磨して光沢のある卵型に仕上げてるそう。