【彫り駒編】(2023年8月)全4ページ。
by酔棋(増山雅人)さん&道和(樋村和己)さん
瀬戸磨きには百均のレンゲを使われている模様。
右手が利き手の場合。
印刀を持つ右手は印刀を支えるだけで
左手の親指で印刀の背中を押して彫るというような
「駒のささやき」に掲載された説明は本冊子には記載されていない。
【盛り上げ編】(2024年1月)全4ページ。
by酔棋(増山雅人)さん&道和(樋村和己)さん
酔棋さんはサビ漆派の模様。
少し拭き漆仕上げの方法にも言及されている。
盛り上げ用の筆はかつては面相筆、蒔絵筆も使われていたが
現代では更に細かく盛り上げ易い株式会社丸善美術商事様のInterlon 画筆、
株式会社アムス様のオリジナルブランド「アルテージュ(ARTETJE)」シリーズ
のCAMLONなどがある。
※Interlon(interlocked nylon brush):天然毛の中で唯一ブタ毛のみが自然にカールしているように、
人工毛で穂先が外側にバラつかぬようにインターロック(形状記憶)して
しなやかな上に適度なコシの強さと抜群の耐久性を実現した画筆のこと。
※酔棋さんは外国産の『インターローン筆』、『キャメロン筆』と記載されている。
「インターロン」、「キャムロン」片仮名日本語表記が一般的みたいだ。
また、それぞれ国産の可能性もあると感じた。
漆入れに用いているツールは写真で見る限り
『プラスチック・コーヒー・マドラー・スプーン』に見える。
酔棋さんは「小さなスプーン(100均で手に入れる)」と説明されている。
最終的にイボタロウ仕上げをなされる模様。
『イボタロウで磨き上げた駒は手触りがなんともいえない心地よさだ』と
解説されている。
光沢は分かるが、手触りもなのか?と思った。
「彫り駒編」には無いが、「盛り上げ編」の裏表紙には200%に拡大コピーして使う
「錦旗」の字母紙が納められている。
【「酔棋流書き駒」編】(2025年3月)全8ページ。
by酔棋(増山雅人)さん
&協力:道和(樋村和己)さん
この冊子のみ、販売価格500円の記載がある。
2025年時点で『透析生活になって今年で7年以上になった』と
HPに記載されてるので2018年頃から透析を始められたのだろうか?
透析のシャントを左手に作っていたため、
2021年くらいから透析によって彫る作業が難しくなり
書き駒のみの制作に変え、盛上げ駒に関しては
道和(樋村和己)さんに彫りを頼んでの共作だったようです。
書き駒は水無瀬兼成さんの作の他に駒師・伊藤太郎さんなどの
天童書き駒もあります。
天童書き駒は1)加工賃を抑える2)漆の喰いつきを良くする
のふたつの理由で磨き無しの木肌の荒い駒木地に書かれています。
酔棋さん流の書き駒は瀬戸磨き→イボタロウ仕上げ仕様の書き駒
のようです。
字母紙を使って駒文字を転写し、漆は粘度があるので
書き順通りには書き難いので輪郭を縁取りして
漆を落とし込んだりして盛って行く手法のよう。
筆は「CAMLON PRO 0/10」とのこと。
200%拡大印刷して使用する董仙書の見本用と転写用(反転文字)
が収録されている。
(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)
びりたんは左手が不自由になるということを知っていたら、
その前に将棋の駒彫りを習って取り組みたかったというのが本音だ。
作りたい欲求は今も無く、他人の制作された将棋駒に関しての
理解を深める目的で、だ。
一般的な駒彫りは両手の共同作業、連動作業になるので
片手で行うことは極めて厳しいと思う。
しかし、片手で彫ることが不可能とは思わない。
手段はあるかもしれないと思っている。
そればかりは駒師さんの意見も信じない。
まあその探求にエネルギーを使う気は無い。
片手不自由者向けの作業法の確立とか
そういった方面で努力した方が社会貢献も出来て有意義と思う。
びりたんは、棋具はもう良いものを持ってるので
使う段階に入った。
指し将に戻るべき時が来ている。
「詰めチャレ」の秒読みに追われていると
高級棋具とか関係無いと痛感する。
筋が閃くか、ただそれだけである。
あ、例外でひとつ、出来上がり待ちのものもあるんですけどね(笑)



