右がシャムツゲや本黄楊の色合い、
左がオノオレカンバの色合い。
肉眼でみた感じに近く写っているように思います。
蛍光灯下で撮影するとこんな感じに写ってしまうこともあるけれど
正直に言って実物は木目は映える感じでは無い印象。
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ぺいやんさんが既にレビューされてる。
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折りたたみ盤だし、斧折の方の駒音が「ぽこん」に聞こえるなあ。
(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)
カバノキ科&カバノキ属で学術名は「Betula schmidtii」
(ベッチャーラ・ シュミッティー)。
和名は「オノオレカンバ」(斧折樺)。
折れ難くて、水に沈む重さで響きは良いと。
500m以上とか標高の高い山にあるので
斬り倒しても獣道だし搬出が大変と
将棋駒屋さんにお聞きしたような気がする。
「斧が折れるほど」とかいうのは
実際に体験しないと信用出来ない。
なかなか斬れないのは想像がつくが
チェーンソーでもノコ盤でも
刃がやられずに斬れてはいるし。
一度開封されてたので江坂王将さんの梱包と思われる。
ひと昔前は御蔵島黄楊晴月作が懸賞プレゼントだったが、
価格高騰の為にひと昔前の「シャムツゲ」材の代替材の
斧折樺になった模様。
びりたん腹時計調べの将棋駒目安価格。
10年前は磨き無し手彫り駒最安値が2.5万円でしたが
今じゃ本黄楊駒は機械彫りでも3万円になっちゃいました。
「晴月」は天童の赤松和子さん(昭和21年生まれ)の雅号である。
古い将棋雑誌広告等の情報から推測するに1980年代ぐらいまで
活動されてたのではあるまいか?
作例としては彫り埋め駒をよく見掛ける印象。
その後は手彫り駒の号として使われもしていたようだが、
おおむね、中島清吉商店様の倣い彫刻機で
製作されたいわゆる機械彫りの駒の雅号として
駒尻に彫刻されている印象だ。
手彫り駒と勘違いされる方が多いのも仕方なく、
紛らわしい風習とは思う。
桐製角駒箱の被せ蓋天面は「天ムクリ」仕上げ。
気密性もありそうで悪くない駒箱と感じる。
天童伝統の0.2mm厚の化学繊維で包まれている。
この紫色が将棋駒に色移りする悲しい事故例も多いので
これまた用途不明な謎の風習の布である。
セロファンで包まれた駒を手にするのは
初めてじゃ無いかもだが記憶には無い。
手彫り駒はティッシュに包まれる駒師さんが多い。
宮松影水さんは着物を包む為の「たとう紙」だったか、
和紙だったかで包まれていたというような
オークション出品文章を読んだような記憶がある。
セロファン梱包は蒸れるので好ましくは無いように感じる。
食品用ラップは厚み0.01㎜らしいが
こちらのセロファンは0.02㎜。
そんなに薄いか?とシクネスゲージの0.03㎜の
リーフと手で触った厚みの感触を比べてみた。
細い髪の毛の太さが0.05㎜として、まあそんなもんかと思った。
右が公式戦仕様のいわゆる影水形の駒木地整形の御蔵島黄楊駒。
左が幾分小振りで特殊な駒木地フォルムのオノオレカンバ駒。
駒尻の厚みはほぼ同じなので
駒の厚みの駒尻から駒天までの勾配の角度の
違いが一大特徴と言えそうだ。
この勾配の違いが指し味の感触の違いになりそうだ。
右の剣心さん作の駒フォルムと比べてもこの通り。
駒尻の厚みは同程度なのに、何故、
勾配が緩やかな特殊フォルムにされたのか謎である。
視覚障害の方向けに駒の種類判別用に駒尻に鋲を打ち込んだ
天上さん作の略字シャムツゲ彫り駒が
勾配といい、サイズといい似ているようだ。
参考までに「公式球」にあたる「王将」プラ駒との比較。
1978年頃に考案された相似の原理を利用した倣い彫刻機。
木工、鉄工問わず、現在でも使用されてる彫刻屋さんもある。
よく使う文字の原盤は摩耗せぬように通称「ベーク」という熱硬化性樹脂で
作られてると駒師松月さんにお聞きした。
今でも中島清吉商店様の機械彫り駒は倣い彫刻機で
作られているような気がしてならない。
駒師さんが操作して製作されたものは出来栄えが良いと感じる。
だからと推理しているが
https://ameblo.jp/billytan/entry-12829602828.html
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この時拝見した「晴月」作の御蔵島黄楊駒は
正直言って出来栄えに感心しなかった。
飛車の「跳ね」の先端が丸まっている。
プラ駒と手彫り駒の筆跡の細部表現の違い。
他の組駒との差別化は「玉将」の裏面のみに彫刻されたこの文字である。
五角形の駒形に合わせて末広がりにするとか工夫があっても
良さそうとは感じる。
「将」の文字の「ツ」の「ノ」の北側のところに
漆が入りきれていない。
機械彫り駒の品質は相当に向上したと思うが
価格相応にあまり手間暇をかけることが出来ないので
多少緻密さに欠けた仕上がりになるのは仕方ない。
こまけーこたあ良いんだよ。
駒は面取り無しである。
その為に薄肉部のピン角部は欠け易く損傷し易い。
しかし、将棋道場で使い込めば
長い歳月をかけて自然にR面取りにはなる。
将棋盤に鋭利な当り傷が生じまくることになるが
いずれ盤天面を面直しする方針で
駒を使い込んで育てるなら、それでも良いかもしれない。
竹みたいな導管に見える。
これは目止め材の残りかなあ?
駒側面の木肌模様。
反対の側面。
柾目だが木目の美しさを楽しむ感じの木材では無い印象。
軽くペーパーで磨いた程度だろう。
熊須さん作の9路盤。
その裏面で指し味比較実験をすることに。
オノオレカンバ駒は面取り無しなので
当然のように鋭利なとげとげしい手触りである。
加藤一二三先生のように高い位置からの着手は
間違いなく、鋭利な傷を盤に生じさせるので控えた。
駒天の一部を盤に接地させておいてパチンと音を
鳴らせるフォームのみ試してみた。
そのフォームなら盤に傷をつける感じでは無かった。
勾配の違い、材質の違い、磨き込み具合の違い、
何が原因なのか、駒音も少し違い、
指に跳ね返ってくる感触も幾分異なって感じられた。
目隠しして「利き駒」してみたら、黄楊駒と判別できそうに
思えてしまった。
実際にやってみないと分からないけど。
漆の研ぎ粉でも付着したのかなあ?
水に沈むらしいオノオレカンバの気乾比重は0.84〜0.99。
重量的にはほぼ変わらない。
余り歩は1枚仕様。
自分で面取りすると、とげとげしい手触りが改善され、
良い感じと思う。
失敗するのが恐ければ糸面取り程度でも
カスタマイズしてあげた方が良い気がする。
15,400円が将棋駒としては普及品価格と思えたらの話だろうが。
びりたんは当面は改造しない予定。
将棋道場訪問時にひょっとしたら寄贈させていただくかも。
江坂王将様、当選品を寄贈して頂きありがとうございました!
仕返しをどうするかは、これから考えます。
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アニソンヲタな方がカラオケで歌ってて
「悪いことする度に人気が出ちゃう」の歌詞にツボった。












































