将棋盤は板目。

将棋駒は中彫り。

そして共著。

 

佐々木育洋さん:

1944年東京都生まれ。

国学院大学卒。

現在フリーの編集者。

東京池袋道場の二段。

 

増山さんの当時のプロフィール:

1949年7月生まれ。←月までしか書いていない。

明治大学政治経済学部卒。

現在フリーの編集者。

「駒づくりを楽しむ会」(1977年~)の会員。

飯田橋将棋センター四段。

 

 

ピンボケになっちゃった。

 

 

 

【増山雅人さんの著作一覧】

1)1981年「図解将棋入門」増山雅人さん&佐々木育洋さんの共著

(弘文出版実用文庫)

2)1985年「図解将棋上達法─格言上達法・奇襲戦法でライバルに勝つ」

(弘文出版実用文庫)

3)1986年「将棋次の一手」

(弘文出版実用文庫)

4)1989年「将棋定跡 次の一手」

(弘文出版)

5)2006年「将棋駒の世界」

(中公新書)

 

 

目次。

 

 

 

【まえがき】

将棋を知らない人に将棋のもつ魅力、素晴らしさを知ってもらいたい。

他のゲームに無い魅力:

1)お金や物を賭けなくて楽しめる

2)創造性が要求される知的頭脳ゲーム

3)知れば知るほど奥行きの深さが分かる

4)子供でも大人と対等の勝負ができる

 

縁台将棋最強者は2、3級。

本書を読めば4、5級になれる。

 

【将棋の歴史】

発祥はインドとされている。

インド→中国→日本と奈良時代から平安時代頃に

遣唐使や唐に渡った僧侶によって伝わったと言われる。

最初は貴族に愛好され、一般庶民は将棋を楽しむ余裕は無く、

大衆に愛好されるようになったのは江戸時代になってから。

平安時代~鎌倉時代~南北朝時代~室町時代までは「大将棋」(13×13マス&68枚)と「普通の将棋(小将棋)」と「中将棋」(南北朝時代から)が

上流階級の人々によって愛好された。

 

 

↑室町時代の「普通の将棋」ですと。

歩の並べ位置は合ってるのかな??

 

室町時代末期に飛車角が加えられ、

駒の再使用のルールに決められた。

初代大橋宗桂さんは織田信長、豊臣秀吉、徳川家康に仕えた。

徳川家康は1607年に「将棋所」という機関を設置した。

明治時代になり、家元制度が廃止となり、

将棋ブームは一時期下火となるが

「万朝報」が将棋を取り上げたのが口火となり、

他の新聞も追随し、明治末期に勢いを取り戻した。

色々と増川宏一さんの説とは異なっている。

 

大正13(1924)年に「東京将棋連盟」結成。

昭和2(1927)年に「日本将棋連盟」と改称。

昭和11(1936)年に「将棋大成会」と改称。

昭和22(1947)年に「日本将棋連盟」と改称。

 

【必要な道具】

将棋盤(榧、新榧、銀杏、桂)

将棋駒(国産黄楊、シャム黄楊)

駒箱(桐、桑など)

駒台(1本足と4本足)