作業訓練で使用してるチャック袋は色々なサイズがあって
片手が廃用手で不自由な訓練生には面倒なわけですよ。
1)形状記憶的に自動締まり勝手の小袋の口を開いた状態に保持し難い
2)チャックを開け難い
という2点が健常時より不利なわけです。
「2)チャックを開け難い」という問題は
指サックを使って
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指をすりすりしてあげてチャックの噛み合わせをずらせば
開けることは出来ると思う。
何故指サックが必要かと言うと、
指サックが無いと怪力出しても無理な
チャック袋もあるからです。
逆に、指サックを使って開かないチャック袋は無いと思う。
「ビーズ袋詰め」は50×70㎜の最小A9サイズだった。
対策考えて無いし、ミニバイスで無理やりやったけど
ダイソーさんの「クイックリリースクランプ」を使って
こんな風にした方が良いのかな。
ワンサイズ大きなA8サイズ()60×85㎜の場合は
「クイックリリースクランプ」のハサミ部分を少し開いた状態で固定。
A7サイズ(85×120㎜)になったらペン立てに直接インサートで対応。
小袋になるほどやり難い。
「パーラービーズ」(直径5mm×長さ5mm)を
見本(全30パターン)通りの個数(5~4ピース)とカラーで
A9サイズのチャック袋に入れるという作業訓練だ。
片手でも60分はかからないけど、一応、60分くらいを
目安にやるのかな?
見本の「パーラービーズ」はA9サイズのチャック袋に入れられ、
更に
見開き6袋収納できる、こういう名刺ホルダーに
収納されてる。
使い古されてるから、透明のクリアファイル部分も
幾分白濁もしてる。
袋越しに「パーラービーズ」を見ると
近似色の見分けがやり難い。
びりたんの目の障害かと思ったが、スタッフも
見分け難いらしい。
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近づけて並べて見たら簡単に判別できるが
袋越しに遠目では厳しくね?
光の反射の問題もあって、近似色を30中6間違えた。
ということで、本気で速さと正確性を考えて取り組むなら
名刺ホルダーから見本入りのチャック袋30袋を
全て取り出し、袋詰めするビーズを横に並べて
確認するしか無いと思うんだが、
片手が不自由だとチャック袋30袋を
名刺ホルダーに戻すのも健常者よりは面倒なので
気が進まないわけですよ。