A4版全70ページらしい。

希少本で競ってはいたけどあっけなく終了したのだなあ。

 

関根名人没後70年の2016年出版。
平成10年頃の「将棋世界」の三行広告で
「野田市将棋専門委員関根金次郎支部幹事長」である松尾氏孝さんが

関根名人の詰将棋、棋譜の提供を呼びかけ、
1年後に愛知県春日井市の足立達龍様より
棋譜と掲載新聞(対局相手、対局日)の詳細データの提供を受けたと。
また国立市の佐藤良夫様を紹介して頂き、
棋譜一覧表、棋譜打ち込み作業を担当してもらったと。
松尾さんは書籍、雑誌から棋譜を探すこと、
足立データを元に横浜市日本新聞博物館や東京都立中央図書館、
国会図書館の縮刷版、マイクロフィルムから棋譜を写すことを担当したと。
マイクロフィルムリーダーと呼ばれる投影機を
回し、国民新聞、萬朝報、神戸新聞などから探し
全628局中、書籍として出版されていない70局を選んだのが

この「関根名人実戦集」のようだ。

松尾氏孝さんのとんでもない労作の対価としては

3,200円という金額は見合ってはいないと思う。

資料提供:足達龍也さん
編集:佐藤良夫さん、松尾氏孝さん、松尾武さん

とクレジットされている。

 

松尾氏孝さんはびりたんがちょうど「関根名人記念館」様に

勉強に行っていた際にわざわざびりたんを訪ねて来て下さりお会いした。

びりたんが、というより何か熱心な人が記念館にやって来てますよと

スタッフに話を聞き、ご挨拶しに来て下さったらしい。

膨大な棋書類は松尾さんの寄贈だそうな。

影水さんの駒は保存状態の悪かったものを松尾さんが磨いて

見られるようにして寄贈されたものと。

博識でいらっしゃるであろう松尾さんは威張るでもなく

「下手の横好き」にしか過ぎない

びりたんを馬鹿にすることも無く、紳士的にお話して下さり

心が温まる交流だった。

展示駒を撮影し易いようにウィンドウから出しましょうか?

とまで申し出て下さったが、歴史的史料の上にカメラを落とし、

損傷でもしたら大変なので丁重にお断りした。

名刺も頂いてしまった。

『野田市将棋専門委員・アマ五段』という肩書になっている。

名刺に「mitsuyshi」と読み仮名が振ってあるので分かった次第だ。

 

ちなみに松尾さんはプロの仕事、

びりたんは余暇でやってるチラシの裏の落書きレベルの

単なる趣味だ。