映画「昼下がりの情事」にも登場するルイ・ヴィトンさんのトランク。

ルイ・ヴィトンさんが自らの名前を冠した工房と店舗をパリに

開いたのは1854年。

ペリーさんの乗った黒船が日本にやって来た年です。

荷造り用の木箱製造とその荷造り職人として修業を積んだ

ヴィトンさんはファッション専門の梱包職人を名乗ります。

王侯貴族の女性はボリュームのあるドレスをまとっていた時代で

ヴィトンさんの卓越した収納の技が評判となります。

丸い形状だったトランクの蓋を重ね易いように平らにし、

重くて傷み易かった革素材に防水性のある油性コーティングを

施したキャンバス地で覆い、軽量かつ堅牢に改良します。

この革新的アイデアで大成功を収めます。

海外は旅行用のトランクなんかは乱雑に投げ積み重ねるっぽいですし、

元は、ヴィトンさんのトランクもハードでタフな実用だったんでしょうね。

王侯貴族婦人のハイクラス仕様ではあれども。

 

 

右のトランクは54万5,000円。

左のボストンバッグは16万8,000円。

ボストンバッグの方は思ったより安いですね♪

どちらも日本の家紋からヒントを得たとも言われる

「モノグラム・キャンバス」と呼ばれるルイ・ヴィトンさんの

ロゴマークが入ったデザインです。

これは二代目のジョルジュ・ヴィトンさんが

1896年に考案したデザインです。

王侯貴族や特権階級のお客様にとって

ルイ・ヴィトンを持つことはステータスの象徴となり

ブランドのイメージ化に成功した模様です。