2019年10月19日(土)〜11月24日(日)まで徳島城博物館様にて

行われていた特別展の展示会図録です。

びりたんは、この催しのことを、11月18日月曜日に、

訪問先の大阪商業大学アミューズメント産業研究所さんで

いただいたパンフレットで知りました。

大阪から東京に移動し、その後は11月24日の日曜日まで宮崎綾町

旅行と、日程が埋まっていたので、徳島県様は訪問できず

残念でした。

 

 

写真パネル展示のみの資料も含めて100点も

将棋に関する展示があったようです。

 

1)興福寺遺跡出土駒(奈良県立橿原考古学研究所附属博物館様所蔵)

パネル写真のみの展示。

日本最古(1058年頃?)の遺跡出土将棋駒です。

位牌に使われるような材の駒に見えます。(びりたん比)

現代風に言うなら、べニア板に文字を書いて

作ったような粗末な駒と言えるでしょうか。

確か、駒をホルマリン漬けにしてあるとか、

何か駒の表面を特殊コーティング加工しているから、

手で触っても大丈夫とかお話を読んだ気がします。

 

2)「二中歴」(東京国立博物館様所蔵)

将棋の遊び方の記述が登場する最古の書物。

『王将八方得自在

金将不行下二目…』

とか解説してあります。

 

3)鳥獣戯画人物戯画摸本乙巻(東京国立博物館様蔵)

https://ameblo.jp/billytan/entry-12459088355.html

こちらもパネル写真展示のみだったようです。

 

 

図録の裏表紙。

4)厩図屏風(一般財団法人林原美術館様蔵)

江戸後期の作。

駿馬を揃えることは合戦への備えでもあり、

自身の富裕を誇示するコレクションでもあった。

その為、厩は馬を見せ合うサロンでもあり、

その社交場で囲碁、双六、将棋が遊ばれていたという屏風絵。

 

 

●何故か上着をはだける男性が多い気がします。

男色とか関係あるのかな?

●碁盤は19路以上あるように見えます。

●碁笥はこの絵ではちょっと分かりません。

 

5)戦国武将画像(大阪城天守閣様蔵)

肖像画。

脚付き将棋盤の上にもう1面の脚付き将棋盤が

重ねて乗っている。

1列の升目が12なので、中将棋盤と思われる。

緩衝材無しで盤を重ねているところが気になる。

 

8)中将棋盤と中将棋駒(大阪商業大学アミューズメント産業研究所様蔵)

盤は古いものか、近年のものか不明。

駒は「栄月作」。

これも現代の駒師の作かなどは不明。

 

 

9)一乗朝倉氏遺跡出土駒(福井県立一乗朝倉氏遺跡資料館様蔵)

 

11)12)徳島県中島田遺跡出土駒(徳島県立埋蔵文化財総合センター様蔵)

「本横」と読める駒がある。

中将棋の「奔王」の当て字か?

大大将棋の「奔獏」の誤記か?

謎の駒。

 

13)実隆公記(東京大学史料編纂所様蔵)

将棋に関する記述が300以上も登場する

1524年頃の日記。

 

16)お湯殿の上の日記((東京大学史料編纂所様蔵)

朝廷に仕える女官たちが交代で綴った職務日記。

1595年に秀吉が菊亭晴季ら武家伝奏と呼ばれる

3人の公家を通じて、朝廷に将棋の

王将を大将に改めることを提案し、

天皇はそれを承認したとの記載がある。

理由とその後の展開の記載は無いので不明。

 

『五日、は(晴)るゝ、…

大かう(閤)よりきくてい(菊亭晴季)・

くわんしゆ寺(勧修寺晴豊)・

中山(親綱)御つかいにて、

しやうき(将棋)のむま(駒)、

わうしよう(王将)をあらためて、

大しやう(大将)になを(直)され候への

よし(由)申さるゝ、御心へあり(得有)…』

 

18)本因坊算砂大福帳((東京大学史料編纂所様蔵)

囲碁だけでなく将棋も強豪だった算砂が

もらった贈答品、贈った音信物、購入した物品の

金額などを記した帳簿の1部分。

大名などに将棋駒や蒔絵駒箱(馬箱)を寄贈し、

創作した詰将棋(馬作物)まで寄贈していることが分かる。

 

19)竹菱葵紋散蒔絵碁盤、双六盤、将棋盤

(東京国立博物館様蔵)

1816年。

将棋の駒は象牙かなー?

 

 

22)~29)将棋が登場する錦絵群

 

30)~64)大橋家の資料をお持ちの

井岡伸行さん提供の資料。

●宗桂肖像画

●大橋系図

●将棋所由緒覚え書

●詰将棋集

●御城将棋覚書

●宗金作董仙書将棋駒

●真龍造将棋雛駒

 

77)~81)世界の色々な将棋

(大阪商業大学アミューズメント産業研究所様蔵)

 

85)魔訶大将棋盤&駒(大阪商業大学アミューズメント産業研究所様蔵)

盤のサイズは60.1×53.6らしい。

駒の玉将の全長は2.8らしい。

単位はセンチメートルかなー??

 

86)大局将棋盤&駒(大阪商業大学アミューズメント産業研究所様蔵)

駒は熊澤先生の57歳作の書き駒の複製品の模様。

盤は132×113。

玉将駒全長3。

単位はセンチメートルかなー??

 

95)~100)免状(井岡伸行さん蔵)

大橋宗桂さんが小野五平さん宛に発行された将棋免状。

 

('ω')ノ(>_<)(。-`ω-)(´・ω・`)(*'ω'*)(*´ω`*)

 

●「将棋無双」、「将棋図巧」の本物は見たかったなー。

●大阪商業大学アミューズメント産業研究所様では

ジャンケンに関する特別展示が、常設展示のスペースで

行われていて、びりたんは将棋に関する常設展を

見ることが出来ず無駄足を踏んだわけですが、

そもそも、大阪商業大学アミューズメント産業研究所様

の常設展の資料は徳島城さんに大幅に出張していたのでした。

●福岡から徳島までは、岡山まで新幹線で移動し、電車で

攻めるルートと新神戸まで新幹線で移動し、

そこからバスで攻めるルートと、2つの候補をナビは

示してくれるようです。

いずれも、東京までビューンと新幹線で

移動する時間とあまり変わらないくらい、かかるようです。

そんなアクセスに便が良いと思えない徳島に

何故にそんな希少な資料を集めるとですか(泣)と、

思ってしまいたくなるほど、興味深い展示でした。

(´・ω・`)あ゛~あ゛。

 

 

将棋(ドミノ)倒しをやっているのかなー?