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11月16日に到着致しました。

仕事があまりに忙しくてレビューが遅れました。

もーしわけございません。

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品物名は「根付駒 天童市ふるさと応援

寄付特産品」です。

 

 

送り主様は「天童市総務部市長公室様」。

 

 

箱の横幅は165.71mm。

中身は桐箱に納められた将棋駒の根付のはずなんですが

大きな葛籠です。

 

 

新聞紙で丁寧に梱包して下さっていました。

 

 

背面。

 

 

新聞名か気になりますよね。

梱包者がインテリかどうかとかの

手がかりが掴めますからね。

11日3日付けの毎日新聞でした。

 

 

秋の殊勲受章者。

よく分からないけど元偉い人のリストがずら~り。

 

 

囲碁棋士林海峯75段さんも受賞のようです。

 

 

 

第二変体かまたちゃんに脱皮。

 

 

お手紙入り。

 

 

お父様の桜井和男さんとご子息の桜井亮様の連名封筒。

ちなみに、2017年度の東京で行われた天童将棋駒祭りの

実演は桜井亮様だったようです。

 

 

天童市様の風土的に、この新聞は桜井様が梱包して下さったと

予想します。

 

 

こちらも同じく毎日新聞でした。

 

 

中の人、チロルチョコが出てきました。

 

 

 

 

 

 

桐箱はこんな感じ。

 

 

駒を包んでいた和紙。

 

 

 

天童ビーフ、

アップル、

ライス、

ラフランス、

サケ、

ピーチ、

グレープ、

ホットスプリング、

チェリー。

何故か英語で先進的な天童市様。

ラフランスジュースはとびきり美味しかった。

つや姫も最高に美味しかった。

あと、クランベリージュースも美味しかった。

 

 

●根付駒は盛り上げ駒と同じ技法で制作&仕上げてあります。

●駒の表面はイボタ蝋仕上げです。

 

 

 

根付ですが、穴無し&根付紐無しでお願いしました。

虎斑の木目です。

 

 

 

駒の大きさは剣心さんの駒と比べても同じくらいの大きさです。

根付だから小振り仕様とかはありません。

本格的な影水型です。

ちなみに、この写真で彫駒と盛り上げ駒の

見易さの違いがお分かりいただけますでしょうか?

彫埋め駒の方が光の反射が無いので

見易いと言えばそうかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

ルーペで拡大するように

クローズアップしてみると、微小な穴が見えます。

ピンホールとかの不良ではなく、漆ならではの「景色」であり

「味わい」ではないかと思います。

はっきりとしたことは分かりません。

 

 

ごく僅かですが、漆の滲みも確認できます。

漆の滲みと呼べるレベルかは分かりませんが。。

豊川さんでしたら、「超美サイレント山口百恵!」

とかオヤジギャクをかますところでしょうか。

 

 

今後、彫埋め駒を見る機会があれば

漆の表情をチェックしてみたいです。

 

 

感心したのが、まずはこの細い部分の彫りです。

細い先端まで漆もしっかりと入っています。

雑では無く、しっかりと細かい仕事をして下さっています。

 

 

そして彫りのラインが滑らかである事に気づきました。

新作駒に心を惹かれることが無くなったかもしれないと

書いたばかりですが、この滑らかな彫りに心を打たれました。

 

 

 

 

これは比較の為に取り出しました、びりたん所蔵の

彫り埋め根付駒です。

 

 

漆の表情はこんな感じ。

淘水さんの駒と違って、

駒の輪郭の彫りが滑らかさを

欠いているように感じます。

間違いがございましたらごめんなさい。

ひょっとして習作?と感じてしまいました。

 

 

 

 

 

 

別の彫り埋め根付駒の「左馬」。

 

 

 

 

もう一枚の彫り埋め駒。

機械彫り&松月さんが振り埋めして下さった模様です。

 

 

ルーペで拡大して見るようにマクロで観察するとこのように

白いものが漆の中に見えます。

 

 

指し将棋の視線で普通に駒に目をやっても

ほとんど気付かない超微細レベルですので誤解されませんよう。

 

 

 

淘水さん作の彫埋め駒の写真に戻ります。

光を反射させて、磨き筋等をチェック。

 

 

 

 

駒尻の磨き筋チェック。

 

 

 

 

面取りのフォルム。

 

 

 

盤にグサっとなり難いように盤に優しく、面取りしてあります。

 

 

いぼた蝋の効果なのか、漆が光の

当て方次第でここまでビカーと光ります。

漆部分以外は、タイトル戦使用駒みたいに

光沢を抑えた眼に優しい磨きに感じます。

 

 

天竜さんとの表現の違い。

豪快と繊細でしょうかねぇ?

 

 

まりー・ろーらんさん。

 

 

まりー・もーたんさん。

 

 

書家の文字になっているのかはびりたんには分かりませんが

タイトル戦に起用される駒師様だけあって、

美しい彫りだなぁと惚れ惚れとしてしまいました。

バシバシ盤に叩きつけて、色々実験する予定でしたが

少なくとも、当面は取り止めです。

 

 

 

まりもんたん「あー、うつくしです。

うつくしです。うちの駒♪」

 

淘水様、素晴らしい駒を制作して頂きまして

ありがとうございました。