●裏表紙が変わりました。

ひたすらに板目の木裏の桂盤ですね。

どの碁盤店様も。

 

●第34回アマ名人戦。

沖元二さんを破って小池重明さんが優勝。

小池重明さんですけど、写真を見る限り

2日酔いとかには見えません。

 

●棋士の知能指数。

桐谷さん「ああ私は道を誤ったな。

将棋界に入ったばかりに馬鹿にされて。

これでも高校時代は知能指数が

140もあって広島県で一番だったんですがねぇ」

碁を打っていた真部さん「何?

140で威張ってんの?

将棋連盟ではそんなの低能だよ。

俺でも160はあったぞ」

武者野さん「私も東大に入った人より

知能指数は上でしたよ。

130くらいだったかな。

桐谷さんの140は大変な数字です」

100が標準でその前後にほとんどの人が属する。

120で秀才クラスで東大に入るにはそれ以上必要。

森さんは190。

芹沢さんは「俺はそんなテストは知らない&多分標準だよ」と

言っていたが試してみたら160クラスの結果がでた。

升田九段は80~90くらいだろう。

 

●棋譜略記号

玉→○

飛→ヒ

角→ク

金→Λ

銀→ヨ

桂→土

香→禾あるいはキ

歩→、

竜→立

馬→マ

成銀→ナヨ

成桂→ナ土

成桂→ナ禾

右左の区別は右が「ロ」、左が「エ」だったと思います。

上や引くなどは記憶にないので

おそらく無いのだと思います。

 

 

●佐藤さん早稲田大学高等学院2年17歳。

将棋世界三段コース卒業で免状獲得。

将棋会館道場では4段。

●「毎月この欄を見ていますが、弱い人

ばかりでイライラします。

もっと強い人を出して下さい」

傍目八目?

 

手合割:四枚落ち
下手:佐藤四段
上手:灘九段

△4二玉    ▲7六歩    △3二玉    ▲2六歩    △6二銀    ▲2五歩
△5四歩    ▲2四歩    △同 歩    ▲同 飛    △5三銀    ▲1六歩
△4二金    ▲1五歩    △2二銀    ▲2八飛    △2三歩    ▲9六歩
△7二金    ▲9五歩    △7四歩    ▲9四歩    △同 歩    ▲9二歩
△8四歩    ▲9一歩成  △7三桂    ▲9四香    △8三金    ▲9二香成
△8五歩    ▲6六角    △7五歩    ▲9八飛    △9四歩    ▲7五歩
△6四銀    ▲7四歩    △6五桂    ▲7八飛    △5五銀    ▲7五角
△6四銀    ▲6六角    △5五銀    ▲9九角    △8六歩    ▲同 歩
△5七桂成  ▲7三歩成  △6七成桂  ▲7六飛    △7五歩    ▲同 飛
△6四銀    ▲8五飛    △8四歩    ▲2五飛    △7三金    ▲6二歩
△5五歩    ▲6一歩成  △3四歩    ▲1四歩    △同 歩    ▲1二歩
△7七歩    ▲6五歩    △3三桂    ▲2八飛    △6五銀    ▲1一歩成
△同 銀    ▲1四香    △2二銀    ▲1八飛    △5六歩    ▲5八歩
△4五桂    ▲1二香成  △3三銀    ▲1三飛成  △4四歩    ▲4六歩
△5七桂不成▲同 歩    △同 歩成  ▲5八歩    △4七と    ▲4五歩
△5七歩    ▲同 歩    △5六歩    ▲4八銀    △5七歩成  ▲5八歩
△4八と右  ▲同 金    △5六銀   

まで99手で後手の勝ち

 

●▲66角は高着想だった。

これで飛車を9筋に転ずることができる。

●▲75歩では先に▲56歩と突き、

何かの時に▲48角と引く余地を作っておく手もあった。

●▲78飛車は失着と言っても良い。

単に▲68金と上がって桂成を防いでおけば

何とも無かった。

まだ下手が負けになったわけでは無いが。

●▲78飛では▲98飛で良かった。

●平手を指せば佐藤さんは確かに強いだろう。

しかし駒落ちはあまり慣れていないようだ。