http://blog.goo.ne.jp/aka_u_man/e/d1aa704b6674b44bba7d286bbe015710

駒師日向さんは将棋駒に塗布する油は
不乾性の椿油よりも乾性の荏油の方が良いのでは?
とおっしゃっておられます。

http://www.binchoutan.com/perrilaoil.html

乾性油の中でも、日本の匠(工芸職人)たちに、
木材の「一番の艶」を出すと長く愛用されてきた油が、
「荏油」(えあぶら)らしい。

http://www.geocities.jp/komakennet/page158.html

こんな感じで油は塗布するらしい。
イボタロウ仕上げの駒もあるようです。

http://www.megumido.co.jp/html/page6.html

●不乾性油の椿油は漆にはよろしくないらしい。
●1万5千円台のシャム黄楊駒はもちろん、御蔵島黄楊駒でも
目安5万円以下の木駒は磨きに時間がかけられない為、
(40枚キュッ&キュッと裏表側面、サンドペーパーで
磨く時給と手の痛さと根気をご想像下さい)
木肌がきめ細かく番体まで磨けていません。
その為、木肌の奥に汚れが入り込み易く、
その汚れはもう落ちません。
綺麗にしてあげる為にはサンドペーパーで磨き直す必要があります。
磨くとは削ることですので、駒字が細くなってしまいまして
駒字も彫り直しとなります。
新作と変わらなくなってしまうので、
駒師さんに磨き直しをお願いしてもお断りされてしまいます。
そこで未使用時に荏油で拭くと駒の木肌に油の被膜を作って
安価な磨きの甘い木駒でも汚れが付きにくくなりますよ、
と駒師様に教えて頂きました。

 

乾性の亜麻仁油と不乾性の椿油です。

 

年に1回程度、2摘で40枚を拭けとのことで
付け過ぎるとドブ漬けの駒が出来上がるそうです。

  
 
何やら混ぜものが含まれているようです。

 
 
磨き用クロスも入っていますが、
綿の使い古しの靴下で拭くことにしました。

 
 
こちらは亜麻仁油。

 
 
100均で見つけたお皿。

 

材質はアカシアです。
 
 
 
木の良さを殺す塗装になっている気もしますが
不明です。

 
 
高級な丸トレーに比べて磨き筋が
アットランダムな印象です。
でもとても出来は良いと思います。

 
 
駒木地を天然オイルで磨いてみます。

 
 
良い感じです。

 
 
新カヤの駒台も磨いてみます。
と、その前に接着剤の跡を
「テープはがし」にて綺麗にしました。
予想通り簡単に落ちました。
駒台は木肌に油が浸透する感じではないので
特に湿ったっぽい色艶に変わったわけではありませんでした。
ということで写真で見ても分からないので割愛します。

 
 
こういう形状の駒台に代用できそうなものは
無いかなぁとずっと考えておりました。

 
 
地鎮祭などで使われる三方です。
こちらの桐製の三方も亜麻仁油を
塗布して実験してみました。
特に写真を撮るまでも無かったので割愛します。

駒箱は買う予定はありませんが、
一応、参考になりそうなサイトを調べてみました。

http://www.1kirizo.com/clothes.box.html

●桐箱でも桐の呼吸を妨げる塗装をすると調湿効果が無くなり
意味が無いらしい。
●桐箱でもガタガタの作りで、気密性が低くては意味が無いらしい。

http://www.1kirizo.com/oil.html

●天然オイル塗装は木の呼吸を妨げないらしい。
●エコ将棋盤も本物の木を薄くスライスして表面に貼りつけ
合板をサンドイッチした「フラッシュ将棋盤」と言えそうだ。


http://sankot.exblog.jp/11287510/
http://sankot.exblog.jp/11280967/
http://www.maekawa-kayagoban.co.jp/SHOP/gf00020.html

まりもんたんが「これ作りたですね~♪」と言い始めました。

 

棋書並べする際に、対局時計で秒読みしてもらいながら
並べているんですけど、確かに対局時計が低くなりました。
買いたくはないのですが、作るのも面倒そうです。
蒲鉾板で作ってもグラグラしたらNGでしょうし。。。