母「でね、その日に四回目の試験を受けたら、やっぱり落とされたのよ。

そこでね、

もういいです!辞めますっ!

って言ったの。

重箱の隅をつつくような理由で私を不合格にして、あなたに私の何がわかるんですかっ!

(~他にも日頃の不満をぶちまけるが中略~)

私の良さをわかってもらえないなら、こんなとこ辞めてしまえ!

って、うちの主人が言ってました!

って、言ってやったの。

・・(・◇・)?
その主人のくだりいらなくない?

とにかく母は社長に対して日頃の不満をぶちまけ、「・・って、うちの主人が言ってましたっ!」を二回くらい織り交ぜて、退職宣言をしたそうです。

ちなみに母の退職宣言は私が知るかぎりで三回あります。(だから実際はもっと退職宣言しているかと思われ。)

そして母は、No.2である所長に翌日呼び出されました。

所長「言っていいことと悪い事があるだろう。

社長は六十を過ぎたお前を雇ってくれているんだ。

その恩は感じないのか。

犬だって三日受けた恩は忘れない。」

・・って!どんな例えだ!すげーな。

ちなみにこの社長は日系ブラジル人。よくそんな言葉知ってるね。

そして神妙になる母。

母「私も言い過ぎたと思いました。恩は感じています。」

所長「そうか。

これが退職届だ。」

受け取る母。

所長「・・本当にこのまま辞めてもいいのか?」

顔をあげる母(想像)

所長「俺はミチコ(母)さんに、ここでもっと技術を身につけてから辞めてもらいたいと思っている。
ゆくゆくは後輩に技術を教える立場にもなって欲しい。

本当に今辞めてもいいのか?」

母「・・。

いてもいいんですか?」

やめないんかいっ!!
思わずズッコケちゃったわ。

そんな茶番を繰り返し、母は毎日生き生きと働いているようです。