≪菅原神社≫ 神奈川県小田原市
国府津の天神さんで知られる菅原神社は、994年に創建されたと伝えられています。 祭神は菅原道真公(845~903)、天照大神ほか七神が合祀されています。
水神の傍らにそびえる御神木のムクノキは、江戸時代の記録にも見える老木で、小田原市天然記念物に指定されています。
中は空洞になっている場所が多いのですが、今でも元気に生きています。まさに御神木にふさわしい。
『撫で牛』
「撫で牛」は菅原道真の神使とされており、病気治癒に効くとされています。
自分の体で治してもらいたい所を撫でた後、牛の座像を撫でると霊験があるという習俗あり。 また、福運願望成就にも霊験があるという習俗あり。
「撫で牛」の他にも、何故か網に入っている牛の像もあります。(詳しくは分かりませんが…)
≪と輪≫
このと輪をくぐると、知らずの間に身についた罪やけがれが取り除かれると言われています。 これをくぐって身体を清め招福除災を祈りましょうということで、自分も指示通りくぐっておきました。
その他境内の一番奥に「御神水」なるものも存在します。
≪とおりゃんせ発祥の地の石碑≫
以前ブログにも書かせていただいた、わらべうた(通りゃんせ)記事。 埼玉県川越市にあり、ここ菅原神社と同じく「菅原道真」公を祀る三芳野神社もまた、わらべうた発祥の地の一つとされている。 菅原神社も三芳神社もどちらもそれなりの理由があるのだが、同じ道真公を祀り同じ北条家の領内であったことなど、共通項も多い。
もう一つのわらべうた・とおりゃんせ発祥の地とされる埼玉県三芳野神社記事