≪わらべ唄 とおりゃんせ≫ 発祥の地は諸説あり。
通りゃんせ 通りゃんせ
ここはどこの細道じゃ
天神様の細道じゃ
ちょっとと通して下しゃんせ
ご用のないもの通しゃせぬ
この子の七つのお祝いに
お札をおさめにまいります
行きはよいよい帰りはこわい
こわいながらも通りゃんせ
通りゃんせ
上記写真は、埼玉県川越市にある学問の神・菅原道真を祭る三芳野神社。 わらべ唄発祥の地の石碑があります。 昔はこの神社も川越城内にあり、警備も厳しく気軽に参拝とはいかず、『行きはよいよい・帰りはこわい』の語源になったとも言われています。
この「とおりゃんせ」という唄は、作詞作曲者不明で江戸時代には歌われていたと言われています。その後今の形になったのは大正時代で、唄の内容に関しては諸説様々あります。七五三を歌ったものであるとか箱根の関所の厳しさを歌ったものであるとか、どれも合致するものが多いです。
よくよく内容を読み込めば読み込むほど、とおりゃんせは怖いものがありますね。