僕がエルヴィスに目覚めた1972年、我が国のロック界に一大旋風を巻き起こしていた伝説のロックン・ロール・バンド、キャロル。
そのメンバーで、その後、ソロ・ヴォーカリストとなり、俳優としても大活躍されているジョニー大倉さんと、銀座タクトのステージで共演することとなった。
今回のジョニーさんのライヴのテーマは、“エルヴィス・マインド”。
ということで、珠玉の(それも思いもかけない)エルヴィス・ナンバーの数々がジョニーさんの心地良く抜けるハイ・トーンによって歌われた。
そもそもジョニーさんとの出会いは、3年前に黒澤楽器から依頼されたレザー・クラフト・ギター・カヴァーを作成したのがきっかけだった。
ジョニーさんはこの皮カヴァーをとても気に入って下さり、以来、幾度かお会いし、今回はエルヴィスがステージ・テーマということで、ゲスト出演させて頂くこととなった。
うれしかったのは、1977年、エルヴィスが亡くなった年にジョニーさんが作った〈ロッキン・ビリー〉という曲。
ジョニーさん曰く、この曲はそれから32年後に僕とこうやってステージで共演することを予期したかの如く作った曲だと言われたこと。
レパートリーに入れねば。
とにかくジョニーさんは暖かく、シャイでロマンチストで最高に優しい永遠のギター少年だった。
ジョニーさん、ありがとうございました!
