昨年の11月に『銀座タクト』の店長から、「最鋭輝っていう、ひとりでGSを演る男がいるんですけれど、一回ビリーさんに見てもらいたくて」と言われた。
僕が〈メロンパンのうた〉のゆっぴをプロデュースしたことを知ってのことだった。
「えっ!?ひとりGS?」
その言葉に興味を持った僕は1月にその最鋭輝のステージをタクトで見た。
最高だった。これは面白いと思った。これはイケると思った。
色物などとあなどってはいけない。彼自身の手によるオリジナル曲はどれも優れものばかりだ。
そして歌声もその高音が抜けまくって実に良いのである。
彼は一曲終わるたびに、“メルシー”と客たちに礼を言う。
サンキューでもなければ、ありがとうでもない、メルシーなのだ。
そして客でなく、女神なのである。この徹底ぶりがこれまた素敵だ。
聞けば、最鋭輝は、僕がゆっぴのプロデュースで一緒に仕事をする機会にめぐまれた、フジパシフィック音楽出版のスタッフとも関わりがあるというではないか。
さっそく、その方たちも巻き込んで、最鋭輝のプロジェクトをスタートすることを提案し、2月の下旬にプロモーション用の映像を収録した。
4月15日にタクトでひとりGSライヴを行なう。
まずはその日に合わせて、ビリー・オヤジのアーティスト・プロデュース第二弾は現在進行 中である。