あれは去年の6月。
PTA会長をやってる関係で、苦手な甲虫の幼虫を茨城の牧場に採りに行ったときのことだった。
そのとき、そこで開催されていたフォーク・フェスティヴァルに登場した一組の親子。
お父さんの横で、小さなギターをストロークしながら歌う、とっても愛らしい8歳の女の子。
曲目は〈メロンパンのうた〉というオリジナル。♪あんぱんにはあんこが入ってる メロンパンにはメロンが入ってない♪という不条理ソング。
何とこの曲、彼女自身が作ったというのでないか!
このことに瞬時にノックアウトされた僕は、すぐさま演奏を終えた彼女の父親のところに行き、名刺を渡し、“この曲をもっと多くの人たちに聴かせたい!”と申し出た。
あれから1年。
地道にプロデュース活動(YouTubeへのUPや、コニシス・エンタテインメントでの録音)を続けてきたわけだが、そのいっぽうで、9歳になったこの“ゆっぴちゃん”は、さらなるオリジナル・ソングを増作中で、その恐るべき才能の片鱗を今も僕に見せ続けていてくれている。
イヴェントのプロデュースは、過去にいくつもこなしてきたが、アーティストのプロデュースというのは、この“9歳のシンガー・ソング・ライター”のゆっぴちゃんが初めてのことだ。
だから、何としても成功させたい。
何故、ロカビリアンのビリー・モロカワがプロデュースなのか?
それは良いものに、ジャンルの国境はないからである。
ということで、コニシスで録音した音源(〈メロンパンのうた〉と〈ドライブのうた〉)を持って、この夏は、舞台の稽古と同時進行で、ラジオ局などへの、プロモーション活動に勤しむビリーさんである。
*YouTubeで、〈メロンパンのうた〉が、ちょっとだけ聴けますので、よろしくであります!