1956年8月、マネージャーのトム・パーカーはエルヴィスの名を施したキャラクター商品の発売を発表した。当時だけでもその数は78種類にものぼる。
わずか1年間で、総売上は5500万ドルを越えた。
そのうちエルヴィスとパーカーは製造小売価格の4%から8%の印税を受け取り、それはミリオン・セラーのヒット曲がひとつ誕生した額に匹敵するものがあった。
エルヴィス・プレスリー(ソックス、シューズ、スカート、ブラウス、セーター、ブレスレット、バッグ、ハンカチ、ジーンズ、ガム、ベルト、ノベルティ・ハット、ネックレス、ブックエンド、ギター、コロン、人形、カード、枕、コーム、etc…)などがあり、口紅は、“ハウンド・ドッグ・オレンジ”、“ハートブレイク・ホテル・ピンク”、“トゥッティ・フルッティ・レッド”の3色があった。
彼のキャラクター商品は現在も増え続けるいっぽうで、エルヴィスはミッキー・マウスと並ぶ、アメリカを代表するキャラクターである。
【深層その1】女性では1851年にスウェーデンのジェニー・リンドという美声の歌手が、最初のキャラクター商品となったアーティストだった。
彼女の場合は、ジェニー・リンド(手袋、コーム、コート、帽子、パラソル、ショール、宝石、 ソーセージ)などが存在した。エルヴィスより105年前のことだった。