46才、チケット・ノルマに大興奮! | ビリー諸川の生涯ロカビリー!!

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ロカビリー一筋40年!
日本で、いや東洋で唯一エルヴィスのバッキングメンバー達とレコーディングした
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スカポンタン!
ワタクシは、東京生まれ、横浜在住のれっきとした日本人でありながら、ビリー諸川と名乗るロカビリアンであります。
どうしてそう名乗るようになったかは、また別の機会に触れるとして、そんなワタクシ、歌手デビューして、今年が丁度15年目の年に当たるのでありました。
15年前の1月、ファンハウスというレコード会社からのデビューが決まり、歳を3つサバ読まされましたが、゛よしっ、これで豪邸に住める、キャデラックを五台買う、美女をはべらす、銀座で豪遊する、毎晩ハンバーグを食う、うわっ、夢の印税生活だあ!゛などと、夢見たワタクシでありました。butしかし、実際は悲惨なものでありました。
テレビ&ラジオにちょこちょこっと出てはみたものの、みなプロモーションということで、お金がもらえない。仕方ないからバイトに行く。建築現場なんかにも行きましたな。すると現場監督かなんかが言うわけですよ。「あれっ、オタク。夕べテレビに出ていなかった?」なんて。ほんでもって、ワタクシ「いいえ」と即答。するとそのオヤジが「そうだよなあ。そんな奴がこんなところに来るはずないもんなあ」と言うんであります。にもかかわらず、見栄の塊みたいな当時のワタクシでしたから、1枚目のアルバムが売れていないのに、さも2枚目のアルバムの制作話が進展しているようなことを平気で言っちゃったりしておりました。
見栄!見栄!見栄!のオン・パレードのビリー諸川、その見栄の度合いが強ければ強いほど、惨めになる度合いも深まるというものでありました。
あれから15年。様々な人生経験を積ませて頂いたことによって学習し、今ではそうした過去の自分の嫌な部分を客観的に分析することができるようになりました。見栄張ることのカッコ悪さ。自然体で生きることのカッコ良さ。相変わらず、生活は楽ではありませんが、まさしく♪ボロは着~てても~心はニシキ~♪ってな感じの今日この頃であります。
さて、そんな精神的な自分の成長と、この15年の歩みにさらなる磨きをかける意味で、10月1日に、この8月に発売したアルバム『昭和ロマンビリー』の発売記念も兼ねて、“デビュー15周年”ライヴを執り行うこととなりました。場所は、横浜にあるアメリカン・ライヴ・レストランの『サムズアップ』(着席で110人収容可能)。聞けばチケット・ノルマなどない店なのですが、敢えて100枚というチケット・ノルマを自ら申し出て、自分のなかで15年の節目のセレモニーに相応しい試練を課したのでありました。
チケット・ノルマなどアマチュア時代以来、18年ぶりのことでありました。プロというプライドなどかなぐり捨てて、初心に帰るではありませんが、とにかく一ヶ月、知人にガムシャラに売りまくりました。
最初の1枚が売れたときのうれしさっていったらなかったなあ。それでもって、10枚、20枚と売れて行くスリル。チケットの減り具合が目に見えてわかる筆舌に尽くし難い快感。そうなると、スカポンタンな46歳オヤジは益々調子づいたのでありました。
40枚を越えたあたりからは、当初“こんなに売れるのか”と疑心暗記になっていた自分がウソのように、売ることに自信を持っちゃったりしていたのであります。
結局、チケットが足りず、店側にチケットの追加を頼んだときの快~感。アマチュアなら当然のごとく課せられるチケット・ノルマというシステムを、敢えて、プロの歌手として、それも15年目という節目の年に自分に課し、それをまっとうできたという悦びは格別なものでありました。買ってくれた人、みんな良い人だったっす。人間、ひとりじゃ生きられないってこと、またまたよ~くわかりました。心から感謝!もう感謝の塊、感謝の雨あられのビリー諸川です。ありがとうっす!イカす~!イカす~!イカす~!