1月20日の日刊スポーツとサンケイスポーツ、2紙の一面に4スタンス理論が取り上げられました
※4スタンス理論については下記の説明をご参照ください
この足裏の図が新聞一面に載るだなんて…
記事は、ロッテの新人合同自主トレに廣戸師匠が呼ばれ、ドラ1の163キロ右腕、佐々木朗希投手がB2タイプと判定されたという内容。
オリックス、ソフトバンク、阪神、DeNAなど、4スタンス理論が導入されているプロ野球団は多いですが、中でもロッテが一番熱心な印象。
廣戸道場とアドバイザリー契約を結んでいて、廣戸師や息子がお世話になっているK先生も毎年石垣島キャンプに招聘されています。
井口監督(B1タイプ)が4スタンス理論に造詣深いという話を聞いたことありますし、大塚明守備走塁コーチ(B2タイプ)はレッシュプロジェクトのマスター級講師。某SNSでも4スタンス理論に基づく野球論を発信されています。
ロッテでは昨年もドラ1藤原選手がB1タイプだったという記事がありましたし、一昨年もドラ1安田選手がA2タイプだったという記事がありました。
藤原選手、安田選手も当時ドラフトの目玉選手でしたが、やはり怪物佐々木投手は扱いが別格。タイミングにも恵まれたのでしょうが、B2タイプに判定されたことが一面記事となりました
MLBで大活躍中のマーくん、大谷選手と同じタイプだったことも話題性あったのかもしれませんね。
記事の概要はこちら。
驚いたのは、佐々木投手が小学生高学年時「グランドスラム」を読んで、すでに自身がB2タイプであることを自覚していたということ
そして自分と同じB2タイプということもあって田中将大選手のファンになったとのこと。
ちなみに「グランドスラム」というのは、ヤングジャンプに連載されていた、4スタンス理論を題材にした野球漫画です。
当ブログでも紹介させていただいたことがあります。
ℂ河野慶
B2タイプ(Bクロスタイプ)は、4つのタイプの中で一番メカニックが複雑。
またAタイプ、パラレルタイプ向きの指導が多いアマチュア野球界において、もっとも「タイプ違い」の指導を受けやすいタイプでもあります。
そのB2タイプである佐々木投手が、163キロの球を投げるまでに順調に成長できたのは、田中将大選手のフォームをお手本にするなど、4スタンス理論の恩恵も少なからずあったのではないかと想像します
こちらは「グランドスラム」で描かれていた、各タイプの典型的な性格。
このように、「メカニック複雑」「タイプ違い指導受けやすい」に加え、「理屈っぽい性格」という三重苦のB2タイプ(笑)
野球をやっていく上で、最も苦労が多いであろうタイプではないかと思います
しかし、記事に書かれていたマーくん、大谷選手だけでなく、古くはゴジラ松井、大魔神佐々木など、MLBで大活躍する選手にはB2タイプが多い印象。
ためてためてドーンというスタイルがアメリカ野球に合っているのかもしれませんね
今年からMLBに挑戦する筒香選手もB2タイプなので楽しみです
小学校高学年からB2タイプであることを意識していたという佐々木投手。まずはNPBにてどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、とても楽しみです
そして、3歳時からB2タイプを意識して運動指導されている息子さん(笑)
学業最優先のため野球に全力投球というわけにはいかないもどかしさはありますが、とにかく自分の体に合ったフォームで思いっきりプレイして野球を楽しんでくれたらなによりです
日刊スポーツの記事に書かれていた、
「グラブに近づき上半身のたたみで腕を振る」
「グラブを抱え込み、生まれたスペースに腕を振り抜く」
というB2投手の特徴。これは今まさに息子さんが取り組んでいるフォーム。こうやって新聞に書かれたら、息子さんへの説得力が上がりますし、モチベーションも上がります。びりー家にとっても非常にタイムリーな記事でした