今日も熱中症の警戒レベルが高いようです。水分補給をこまめに心がけてください。それも自衛です。

 

 

 

 今回は、ダン・ケネディと語る「なぜ広告は失敗するのか」(9)です。では早速続きをどうぞ。

 

 

 ブランド構築にまではまだ手を広げられない企業が多いのです。ブランドを例えて言うなら、ズボラに過ごしたいけれど、だらしない人として特徴付けられたくない人のためのシャツみたいなものです。(スピンの笑い)だから、ブランドを築き上げてみたいと思う人がいても、ダイレクトレスポンスの副産物としてブランド構築をやるべきです。しかし、両者は相殺する関係です。少なくともブランドの概念を周知させるためのコストの一部は、シャツをダイレクトレスポンスマーケティングで販売するためのカタログを郵送し、インターネット上の販売サイトに誘導します。しかし、シャツを直接販売するための実店舗を開設したところで、多くの企業には、伝統的なマディソン通りに店を構える会社のようなブランド構築のための広告は手の届かないものです。有名店のブランド構築の経歴を見てみると、ハサウェイシャツのブランドもその一例ですが、そのやり方を真似しようとすれば、おそらく多くの会社は破産裁判所に行くことになるでしょう。

 

 ですから、私は常にダイレクトレスポンスの幸運な副産物としてのブランドを目指してきました。そして、少なくともブランド構築にかけたコストを回収できるようにしましょう。すべてが回収できないにしても、80%くらいは取り戻しましょう。ただし、ブランドとして識別できるようにするために全てのお金を注ぎ込むようなことはやめましょう。

 

 

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