ロシアと北朝鮮の「包括的戦略パートナーシップ条約」が大注目です。一方の国が戦争を始めれば、自動的にもう一方も戦争に加担する内容です。深刻です。

 

 

 今回は、ダン・ケネディと語る「なぜ広告は失敗するのか」(4)です。では早速続きをどうぞ。

 

 

 メディアの広告枠を買うことが最悪である理由がそこにあるのです。なぜ経営者がメディアを買うのかについてですが、電話帳広告に本当に人気があった頃、広告主の90%は単に競合他社がやっているからという理由だけで電話帳の広告スペースを買っていました。しかし、実際には電話帳に広告を出すことによって宣伝効果が上がるという合理的な根拠など何もなく、チャーリー・ブラウンの広告が電話帳にあるのだから、我々もそれを真似しなければならないと考えただけの話でした。わかりますか?それがメディアを使うことの最悪の理由です。

 

 そして、これは私にも言えることなのですが、広告には元々非常に派生的な傾向がありますので、業界のリーダーだと認識されている人のやっていることを業界の他の人たちも同じように真似してやるのです。そして、多くの場合、業界のリーダーが最も多くのお金をそのメディア広告に費やし、その広告は最も頻繁に人々に見られるわけです。しかし、それをもって広告が成功していると見るのは誤った測定方法です。なぜなら、第1に、その広告で実際にはどれくらいの売り上げを上げているかは誰にもわからないからです。2番目として、業界の人たちは皆同じ土壌で販売競争をしているでしょうか?それもわかりません。3番目は、例えば5人が広告ですべて同じことをやれば、全員が優秀な結果が得られるでしょうか?おそらく良い結果が得られるのは一人だけでしょう。これら3つがメディアで広告を流すことには欠陥があると私が主張する理由のすべてです。しかし、それが実際に起こっているのです。

 

 

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