おはようございます。週明けも雨で始まりましたね。しかも相当な豪雨になりそうです。お気をつけ下さい。



 さて、今日は「世界一シビアな『社長力』養成講座 61」「利益とは何か」す。利益には、「総純損益」と「現金の利益剰余金」があり、もっぱら注目すべきは、後者だとダンは宣言しています。ダンの言葉です。

 「稼いだ金を使えてこそのビジネスだ。ビジネスオーナーの成功というものは、もっぱら、自分が手をつけられる金の総額によって評価されなくてはならない。誰にも触らせず、批判されずに、自分のビジネスから安心して投資することのできる金の額で評価されるべきなのだ、連邦預金保険加入銀行に預けてある現金、一流の債券、安定したマーケットの不動産などがそれにあたる」。

 もちろん、こうした金はビジネスの収益から差し引く現金の額(従業員の給与、ボーナス、医療保険・年金拠出金などがこれに含まれます)の差額です。

ただし、あなたは妻、愛人、雇うことはできないけれど面倒を見なくてはならない義理の兄弟に支払われる給与、ラスベガスへの「実情調査視察旅行」のためのファーストクラス代金などを必要経費として申告していないことがあります。再度チェックしてください。合理的な説明(ラスベガスのトレードショーの参加費領収書など)が可能なら、会計士も経費として申告することを勧めることでしょう。

 要するに、可能な限り必要経費を申告して税を安くし、手元に残る「現金の利益剰余金」を増やしなさい、ということです。


 もうひとつの別のタイプの利益が純資産です。ただし、これがくせ者で、帳簿上の価値は実際の価値とはかけ離れている場合が多いのです。収益性の高い会社と、赤字続きの会社では資産価値が全く違うと言えば、分かりやすいでしょう。

 実際、資産は今日いくらで売れるかという、その金額分の価値しかないのです。


 一方、目に見えないけれども、積極的に投資して手に入れ、育てるべき資産もあるとダンが指摘しています。それは顧客、そして彼らとの間に築かれた良好な関係です。ダンの言葉です。

 「ビルは焼け落ちることがある。立地の良さは別の場所に道路ができると悪くなる。商品やサービスはコモディティ化に弱い。技術はやがて時代遅れになる。ビジネスオーナーが手堅い資産だと考えているものの大部分は、実はどれも紙切れほどの薄い、軽いものでしかない。

 どんな脅威にさらされても安全で年々価値を上げられる唯一の資産は、『顧客とあなたの関係』だ。単なる顧客リストのことではない。顧客との間に築く信頼関係である」




 今日の記事が、あなたのビジネスにとって本当に大事な利益・資産とは何かを再確認させたと信じます。

 次回は「世界一シビアな『社長力』養成講座 62」「顧客との信頼関係を作るために必要なこと」です。お楽しみに。