おはようございます。マックが大幅に店舗数を減らします。所得格差もますます広がり、安倍政権の経済無策が露呈しています。消費税だけ上げて、株価が上がったと喜んでいるのは幼稚な政治家だけです。



 さて、今日は「世界一シビアな『社長力』養成講座 59」「リスクを取るのはあなた一人」です。皮肉屋のダンは時々超辛口のたとえ話を聞かせますが、これもその一つです。

 「夏になると、国立公園に出没する間抜け人間のニュースを最低1回は耳にする。岩に座ってジャム入りドーナツを熊のカップルに投げ与える愚か者の話である。熊たちはうれしそうにごちそうを食べ、大きな愛想のよい犬のようにふるまう。その愚か者からドーナツをもらっている間は。だが、エサが底をつくと、熊は愚か者を食べる。

 これは群れの間引き方としていかにも有効なやり方だが、同時にある事実をきわめて如実に物語ってもいる。

 大方の社員の行動がまさにこれと同じ。食べさせている限り、彼らは愛想がいいのである」。


 これは、あまり食事時の話ではないのですが、要するに、あなたの会社もうまく廻っている間はいろいろな人が周りに集まってくるけれど、一旦業績が悪化すると(そのうわさだけでも)とたんに人が離れていくということです。

 だから、あなたは常に自分にとって一番利益になると思うことをすべきで、「良心の呵責」など感じることはないのです。後になって、あの時もう少し儲けておけば良かったなどと言っても、後の祭りです。勝つ時にはとことん勝っておかないといけないのが、ビジネスの世界です。あなたが業界の平衡のために利益を他社と分け合おう、などという甘い考えを持てば、あなたは間違いなく、他社の食い物にされるでしょう。熊にドーナツを与えた愚か者のように、です。


 さて、あなたは日々会社のためにあなたの全てを捧げて邁進し、何かあれば100%責任を取っていますが、もらえる利益の分配はいくら多くても20%止まりです。しかし、従業員はあなたが不当に高い報酬をもらっているから、自分たちの給料が少ないのだと信じて疑いません。おまけに、何かヘマをしでかしても、少しも責任を取ろうとはしません。

 例えば、よくある自動車会社のリコール騒ぎですが、単に作業員の勘違いで生じる場合があっても、その作業員が責任を問われ、給料を半分にされ、一生借金を払い続けるなんてことは絶対ありません。一方、あなたは経営に失敗すれば、社長の地位を負われ、負債があればあなたの財産の大部分を返済に当てなければなりません。あなたと従業員では、責任は公平ではないのです。


 ですから、ことあなた自身の利益に関しては、顧客第一とか社員第一という言葉は「ごたく」に過ぎません。目一杯あなたの一番利益になると思うことを実行すれば良いのです。何かの時に、100%の責任を取るあなたなのですから。払うべきもの(給料、手当、保険代、仕入れ費、広告代、税金などなど)を支払った後のものを最大化することを恥に思う必要など何もありません。



 今日の記事があなたの利益を最大化することの助けになると信じます。

 次回は「世界一シビアな『社長力』養成講座 60」「儲からない経営者の8つの言い訳」です。お楽しみに。