おはようございます。昨日の選挙には行かれましたか? 投票率が30%くらいでは、選挙で選ばれた代表という言葉がむなしく聞こえます。でも、これは市民の側の問題ですね。



 さて、今日は「世界一シビアな『社長力』養成講座 55」「非情のマネジメント」です。ダンの友人のクリス・バーンの言葉です。ちなみに彼の会社(商工ローン)は3年連続で951%の高成長を遂げました。

 「急成長している会社にあっても、最終的に生き残るには黒字を出さなくてはならない。好むと好まざるとにかかわらず、会社にとっての最優先事項は雇用を「保証する」ことではない。

 『情け容赦ないマネジメント』の要は、人よりも利益を重視することという主張は正しい。そして私はそれを人間への侮辱だとは思わない。つまるところ、利益が出なくなければ会社は存続できないのだし、会社がなくなれば雇用だってなくなるのを、みんな分かっていないのだ。

(中略)

 真に重要なのは、適切なビジネス活動によってもたらされた結果、すなわち『利益』だ。この基本的な経済の現実を理解していることこそ情け容赦ないマネジメント哲学を持っている証しであるなら、私もそんな人間の一人である」。



 特別難しいことを言っているわけではありません。ただ、あなたには「人よりも利益を重視する」という言葉がドギツク聞こえたかも知れません。社員をぼろ雑巾になるまで使い倒して、最後はポイと捨てる感じでしょう。でも、実際にはクリスの会社が急成長した3年間で失った社員は、ヘッドハンティングで横取りされた2人だけでした。

 クリスは、人よりも利益と言っていますが、組織が機能して利益が最大化するためには、チームアプローチが必要だとも語っています。この点では、極めてオーソドックスなマネジメントです。

 また利益を生み出すためには、あらゆる社員に使命感をしみ込ませ、緊密に協力させるためのビジョン(大義)が必要となりますが、それを示すのは社長であるあなたの役目です。そして、そのビジョンに賛同できない社員を切り捨てるのが、「情け容赦ないマネジメント」です。あなたは社長なのですから、利益の最大化の障害になるものは何であれ、取り除くべきなのです。

 情け容赦ない規律を定め、やるべきことを明示すれば、やり抜く力が生まれ、自信になります。自信があれば、行動が利益を生み出すのが早くなります。全てが滑らかにスピードを持って進むようになるのです。 



 今日の記事が、あなたに「情け容赦ないマネジメント、の真実を伝えたと信じます。

 次回は「世界一シビアな『社長力』養成講座 56」「非情のマネジメント 2」です。お楽しみに。