おはようございます。週明けですね。連休も最後です。最近では「花子とアン」を見て朝の一時を過ごすことが多くなっています。物語の書き方に興味があるからです。脚本家のスゴさを感じています。何しろ、15分の終わり頃になると、毎回1000万人の興味を沸き立たせるのですから。



 さて、今日は「財務」を勉強しましょうという話です。ダンは自分がお金を投資できるようになる前に、株式市場や小額の株、投資信託について勉強を始めたと言っています。そして、能力を身につければ、それに投資するお金というものは、後からついて来るものではないか、とも言っています。とても興味深い話です。そのダンのお勧め本が「バビロンの大富豪」です。

 この本は富と言うものがどのように形成されるのかが、とてもわかりやすく物語調に書かれたものです。私は音声版で聞きましたが、全部を聞き終わるのに2日もかからないほど集中しました。この本の優れた点は、あなたが富を築くためのテクニックではなく、あなた自身のマインドコントロールを主眼に書かれていることです。そういう意味で、お金に関して、自分を見失いそうになったら、もう一度読み返してみるべき本です。

 ダンはまた、ウオールストリートジャーナルも読んでいると言いますが、これは主に大企業や新興企業のCEOやリーダーたちの成功の共通点を探るために読んでいると明かしています。つまり、成功したマーケティングの手法、余剰金をどのようにビジネスに活かすかというような基本的な情報を得るために読んでいるのです。

 ダンによれば、成功者には3つのキーワードがあるそうです。その1つは「コントロール」です。成功者は人(お金、社員、事業提携者、株主・・)を非常にうまくコントロールしているということです。ちなみに、ダンがコンピューターを嫌う理由は、彼にはコンピューターをコントロールすることが出来ず、逆にコンピューターにコントロールされるようになるからだそうです。

 この考え方はコンピューターが社会に普及し始めた頃に多く語られた話なのですが、当時はまだコンピューターの使い道もたいしたことは無かったので、「考え過ぎ」くらいに見られていました。でも、最近10年くらいの目覚ましいコンピューターの発達が実現すると、今度はまったく無視されるようになりました。

 コンピューターに依存してしまう人間が増えすぎて、依存していることさえわからなくなってしまっているからです。社会全体が完全な中毒症状です。コンピューターの機能が複雑化、多様化し、人間の処理できる範囲を遥かに越えてしまったのです。そんなことはない、とあなたが力説しても、コンピューターのない無人島に3日もいたら、あなたは自分の無力さに打ち拉がれることでしょう。そして、コンピューターが恋しくてたまらなくなっているはずです。

 実際、一般的な顧客管理から、銀行決済、宿や航空券の予約、情報収集まで、コンピューターなしでは、社会がまったく機能しなくなっています。こんな状況の中で、コンピューターにコントロールされないで、逆にコンピューターを支配することは出来るでしょうか。この点についてひとつだけ、あなたにアドバイスするなら、コンピューターに頼る部分を出来るだけ限定することです。確かにアナログは効率的ではないでしょうが、コンピューターにはない、温もりや細やかさがあります。まあ、たまには逆もありますが。

 優れた経営者はコンピューターに埋没していません。全体をコントロールするのに、どの部分でコンピューターを使い、どの部分で自分のハートと行動力を発揮しなければならないかを見極めています。優秀な脚本家のように、です。全体を見渡し、自分も含め、調和の取れたコントロールを実現するための、最適なツールを用意しましょう。そして、迷わず、さっとやってしまいましょう。



 あなたが今日の記事から、財務とコントロールの基本姿勢を学び取ったと信じます。

 次回は、ダン・ケネディーに学ぶ(681)【ダンのブログから 81】「成功の公式 6」で、成功者のキーワードの2つ目を紹介します。ご期待ください。