おはようございます。いろいろな場面で、もうちょっと足りないな、と思う事がいつもあります。でも、いくらやっても切りがないのも事実です。どこかで区切りをつけることも、また大切です。



 さて、今日は【ダンのブログから 59】「顧客のデモグラフィクス情報利用の具体例」です。デモグラフィクスとは人に関する統計情報です。既存客や得意客のもつ各種統計情報に近いものを持つ新規顧客の候補を見つけられれば、彼らもまた得意客にすることが出来る可能性が高いと言えます。なぜなら、おなじデモグラフィクスを持つ人は、関心をもつ対象も同じである場合が多いからです。では、具体的にどうやるかです。

 それは、デモグラフィクスの相似性で選んだ新規顧客候補のリストに彼らの関心を引くダイレクトメールを送ることです。既存客や得意客の分析から、どんなものに関心を持っているかはすでに分かっているはずです。自信を持ってオファーができます。もちろん、複数のバージョンを用意して、小規模なテストを繰り返すのは定番です。

 ここで、よく間違えるのが、商品をまず作っておいて、顧客リストを集め、ダイレクトメールを作るというものです。この方法には重大な欠陥があります。商品を欲しがっている人がいるか、いないかが分かっていないからです。あなたが、「これは絶対必要だから、売れるはずだ」と、大声で叫んでも、それはあなたの思い込みでしかありません。あなたの商品のキーワードが、Googleでまったく検索されないものかも知れないのです。

 何かをオファーしようと思うなら、それを受ける側の人たちについてできる限り多くの情報を集めてから、オファーを作ることです。成功しているマーケターは例外無くこの手法を採っています。極端に言えば、最初にリストのデモグラフィクスを徹底的に研究し、商品なしのテスト販売で何が必要とされているかを探り出してから、新製品やオファーを作るという場合さえあるのです。


 最初のリスト選びはとても重要です。まず、そのリストがある程度の大きさを持っていなければ、販売の実績は伸び悩むでしょう。パイは大きければ大きいほどいいのです。発展性が望めるからです。

 例えば、日本独特で、しかも巨大なリスト(市場)に英語の分野があります。英会話、英検、TOEICなどが主たるものでしょうが、最低でも何百万人かの市場です。しかも、どんどん新しい年代が参入してきます。無限連鎖のような魅力的な市場です。

 ここでは、多くのマーケターが鎬を削っていますので、企業は新たな需要の発見に血眼になっています。需要調査(アンケート)とテストが日々繰り返されています。その結果、海外旅行や留学、単に発音や聞き取りに絞り込んだ商品が次々と市場に投入されています。例の「聞くだけで」という教材などは、何十年も前からの英語学習者の悩みである、継続の困難さに目をつけたものです。柳の下のどじょうは3匹も4匹もいるのです。

 成功するオファーが、徹底したデモグラフィクスの分析による需要調査とテストの繰り返しから生まれるという事実は、今後も変わることはありません。売れるオファーは市場が決めることですから。



 今日の記事が、あなたにデモグラフィクス情報の使い方の基本を教えたと信じます。

 次回は【ダンのブログから 60】で、「オファーについて考える」です。これも、具体的な戦術の紹介です。お楽しみに。