おはようございます。パソコンにしがみついているような生活は不健康だと分かっているのですが、仕事ともなれば、そうも言っていられません。1秒で21文字打つスピードがあれば良いのですが・・・。



 さて、今日は【ダンのブログから 43】で、「価格の考え方」です。ダンはビジネスの本質は「利益の追求」だと断言します。それ以外の何者でもないと。しかし、ダンがコンサルタントとしていろいろな業種の人たちに会ってみると、そうとは言えない場合が数多くあったそうです。

 利益を優先事項としない意思決定はビジネスにとっては、誤ったものとなることが多いのですが、ダンが一番典型的だと言っているものに、「価格決定」があります。ほとんどの場合、ビジネスオーナーは自分たちの商品やサービスの価値を低く見積もる傾向があります。しかし、実際の顧客の購入動機は、価格が安いかどうか、だけではありません。

 典型的な例が、腕時計です。腕時計は時を刻むという機能においては、今では、ほぼどのメーカーのものも差はありません。しかし、値段は本当にまちまちです。ロレックスとカシオでは、桁が3つも違うのです。でも、誰もそれを不当だとは言いません。もちろん、材質やら装飾品やら付加価値がついていることも理由ですが、何よりもブランドにお金を払っていることが大きいのです。

 ロレックスには、いまだに自動巻の機種もあります。どう調整しても、電波時計にはかないません。でも、購入者は時間の正確さよりも、アナログな精密機械を身につけていること、ロレックスという名のついた機械を身につけているステータスのためにお金を払うのです。それを持つ事が、とてつもない収入の存在を示しているからです。


 ダンは、もし自分がものを売るなら、ピンキリの中で、一番高い価格をつけると言います。そして、これが最も大切な点なのですが、ライバルたちに、より高品質なものを提供することよりも、より低価格で売ること」を考えさせるように誘導するというのです。先ほどの腕時計の事例を思い出してください。まさに、ダンの思惑のパターンです。

 あなたが価格を引き上げれば、顧客の数は一時的に減るかも知れません(実際には、ほとんど減らないのですが)。でも、一人3,000円だった受講料を、一人10,000円にすれば、一人あたり単価が3倍以上になるのですから、人数は三分の一でも、まだおつりがきます。あなたの商品・サービスにUSP(独自性)があるなら、迷わず高価格をつけるべきです。あなたの、狙いは既存客一人当たりの取引額を増やすことです。

 最後にもうひとつ。競争が激しくなったから、顧客の数が減って来たから、値下げをするというのが、ビジネスの定番になっていますが、これは自殺行為です。安売りの価格競争は、結局体力(資本力)のあるものが、勝ちます。これは歴史が証明しています。資本力の弱いものが自滅するのを待っていれば良いのですから。



 今日の記事で、あなたも値上げに踏み切る準備が出来たと信じます。

 次回は、【ダンのブログから 44】で、「バウンスバック・オファー」です。既存客からの売上を増やす賢いやり方です。お楽しみに。