おはようございます。8月3日の対人地雷の講演会が迫ってきました。切羽詰まってくると、アイデアが噴出してきて、まとめるのに苦労するのが常です。でも、時間は有限です。どこで見切りをつけるかが勝負です。



 さて、今日は【ダンのブログから 42】で、「切迫感はあるか」です。先回、エクセレンスについて書いたのですが、質の高い商品や顧客サービスの実現のためにたっぷりお金を使う必要があるというのがダンの持論です。ですが、時間については、まったく反対と言っても良いような意見を持っています。


 「私は、スピードがビジネスの成功の重要な要素だと考えます。マーケティングのアイデアが、単なる思いつきから、実現されるまでのスピードは、その企業の利益を大きく左右するのです。

 マーフィーの法則によれば、『あらゆることは、当初の計画より、時間がかかり、コストがかかる』とのことです。残念ながら、私もこれに賛成です」。



 ダンはこう言った上で、社長の役目を、「思いつきから実現までの時間を少しでも短くするようプッシュして、プッシュして、プッシュすることだ」と断言します。マーケティングの世界は一にも二にもスピードが勝負だというわけです。

 これは、よく言われるように、コンピューターの販売でいかんなく効果を発揮しました。そして、今も発揮し続けています。新製品は言うならば、「未完成」のまま、市場に出されます。そして、24時間態勢のカスタマーサービスに集められる、顧客からの不具合情報とそれに対する対応策がそれこそ、分刻みで積み上がっていき、生産ラインにもフィードバックされて行きます。

 こういうマーケティング手法は、当初、「なんという傲慢な態度か」と言われもしましたが、今ではそのスタイルが業界の常識になっています。結果的に顧客にも、企業にもプラスになるということが認められたからですが、顧客を使って、商品完成度を高めるなどという発想は、スピード重視のマーケティング思想の広がりなくしては実現しなかったはずです。今後、この傾向はあらゆる業種に広がる可能性があります。あなたの会社も例外ではありません。


 「切迫感」が異常な集中力を生むことはどの世界でも報告されていることです。私は戦争には絶対反対の立場ですが、戦争という切迫した環境の中で、多くのイノベーションがなされたことは否定しません。だからといって、戦争を起こしたら良いなどとは絶対に言いませんが、ビジネスそのものを戦争と同じように捉え、一刻を争い、死にものぐるいで商品開発や、顧客サービスに本気で取り組んでいる会社には敬意を払います。少なくとも、マーケティングが分かっており、業界の厳しい競争を生き残る資格を持っていると評価します。



 今日の記事があなたのマーケティングをスピードアップさせると信じます。

 次回は【ダンのブログから 43】で「価格の考え方」ですこれぞ、ダンの真骨頂というべきマインドです。ご期待ください。