おはようございます。アンゴラは今日も熱くなりそうです。前にも書きましたが、今いるフアンボは標高1700メートルにありますから、富士山の6合目くらいですね。道理で、酔いの廻るのが早いはずです。初日から高山病になっていないのはラッキーです。ちなみに今日は対人地雷被害者の調査に行きます。 通信環境が良くなって、太字や赤字が使えます!

 さて、今日の記事は【ダンの基本の教え その12】で、「セールスレターの3原則」でしたね。ダンは押しも押されもしない、超高額コピーライターとして有名なことはご存知ですね。彼の一番すごいところは、他人のコピーを見て、すぐにもっとずっと稼げるコピーに推敲できることです。どうやるか、ですか? 実例を見てみましょう。まずは、書き出しです。


 「ローラ・ハックスレーは『あなたは標的ではない』という本を書きました。
でも、それは間違いです!

各位

 自分の背中に大きな標的が付いているなんてまったく思いもしなかったでしょう。
 あなたの背中を標的にしたのは銀行です。持ち家を所有している人は、銀行が大きな利益のため に探し求めている標的ナンバー1なのです」。



これを、ダンは以下のように添削・推敲します。

 「ローラ・ハックスレーは『あなたは標的ではない』という本を書きました。
でも、それは間違っています……。

銀行の住宅ローンは、どのようにして毎年何万ドル、何十万ドルというお金を
こっそりとあなたから奪っているか

各位
 この手紙をセールスのためのものだと思われたでしょう――ちょっとお待ちください、これは あなたからお金を取り上げるものではありません。これはあなたにお金をプレゼントしようというものです。お金のプレゼントなんて、そんな話があり得るでしょうか? 答えはイエス、これは 無料でお金が受け取れる話です」。



 ダンはいつもこう言っています。

 「退屈なコピーを書くな。エキサイティングで、人を引きずり込むようなコピーをかけ」と。

 もう一度、ダンの推敲後のコピーを読んでみてください。特に、「各位」以降につい、「何だろう」「どんなからくりだろう」「うさん臭いけれど、知りたい」「もう少し読んでみようか」とあなたも思ったことでしょう。

 それに比べ、初めのコピー「背中に標的」「標的ナンバー1」は、何の意外性もありません。銀行が金を稼ぐ商売である(しかも、ゼロから)ことは、誰も知っていることです。「あ、そう?」で、終わりです。強烈に次を読みたいとは、思わなかったでしょう。

 この差が決定的なのです。あなたもコピーの常識を覚えているでしょう。「お客様は読まない」のです。「読まない」「売り込まれたくない」と思っているお客さんの注意を引き、その注意をそらさず、次に繋げていく、つまり次を読ませる工夫が「お金のプレゼント」なのです。「無料でお金が受け取れる」なら、もうちょっと読んでやろうか、と思わせる、こういう工夫が自然にできるのがダンの真骨頂です。

 さて、「読まない」の壁を越えた読み手が持っている次の壁が「信用しない」でしたね。でも、ちょっと長くなり過ぎますので、それは次回にお話します。



 今日の記事で、あなたのコピーが10倍強烈になると信じます。

 次回は【ダンの基本の教え その13】「セールスレターの3原則 2」です。ダンがどうやって「信じない」壁を乗り越えさせたかを紹介します。お楽しみに。