おはようございます。今日もこのブログを読んでいただきありがとうございます。楽天の田中投手がいよいよメジャーに挑戦ですね。勝って当然の世界は厳しいですが、それを示して欲しいものです。時代が変わります。



 さて、今日は【お金をかけないマーケティング戦略 その1】です。ダン・ケネディーが過去に2回も破産していることは有名な話です。その大きな原因がマーケティングに大金を突っ込んだからというのは、彼自身の告白です。

では、費用をあまりかけずに、お客を獲得して売上を上げる方法をダンの言葉で紹介しましょう。

「電話がずっと鳴っている。こじんまりした靴屋で靴を買っているときのことだ。6回ほど鳴ってから、ついにカウンターの店員が「ったく、忙しいのに」と言って、渋々電話を取った。かけてきた人はこの店員の態度にどんな印象をもっただろう。

 こういう間違った姿勢はどんなタイプの業種であれ、日に何度とあるに違いない。かかってくる電話は、仕事の『ジャマ』というわけだ。だから、この問題を解決すれば、既存客も離れていかず、新規客の獲得にも大いに役立つ。

 実際、電話はビジネスチャンスをもたらしてくれるのだ。電話を受ける物がすべき事は、はっきりとよく分かるように説明し、熱心な態度で対応する事。そうして来店を促したり、相手の住所・氏名・電話番号を聞いたり、アポをとったりする。聞かれたことに答えるだけではいけないのだ」。



あなたは、自分の場合は問題ない、と言い切れますか。あなたが従業員を雇っているなら、もう一度彼(あるいは彼女)の電話応対に聞き耳を立ててみてください。ひょっとしたら、あなた自身にもチェックが必要かも。もし、あなたの従業員の電話応対に問題があるとするなら、あなたは穴の開いたバケツで水を汲んでいるようなものです。マーケティングに掛けたお金がムダになってしまいます。従業員の電話のたった一言で、です。

では、どうするか、ですが。ある時、ダンはあるカー用品会社オーナーのコンサルでこんな具体的提案をしました。

1) 電話応対マニュアルを新たに作り、相手の住所・氏名・電話番号を聞き出せるようにする。

2) すべての従業員にマニュアルの説明をする。

3) 報奨制度を新たに作り、住所・氏名・電話番号を聞き出すごとに50セントを貯金し、終業時にその日働いた全員で分ける。

4) 「電話でもっと買ってもらう方法」をマニュアルに追加する。


効果は言うまでもないでしょう。この戦略のおかげで、電話をかけてきたその日に来店する顧客の数が目に見えて増えました。おまけに電話をかけてきた全員にフォローのダイレクトメールを送ると50%以上を顧客とすることができたのです。

 ダンの提案の優れた点は、従業員の接客態度を単に改善するのではなく、報奨制度を取り入れることで、彼らのモラール(やる気)をアップした点です。

 4)はおまけの提案でした。ちょっと古いですが、刑事コロンボのセリフ「すみません。もうひとつだけよろしいでしょうか」をマニュアルに追加したのです。こんな具合に、です。

「あ、もうひとつだけ。本日お電話いただいたお客様だけに、特別サービス品をご案内しておりますが、お時間はございますか?」

この問いに70%以上が「イエス」と答えました。

「ありがとうございます。本日あるいは明日の正午までにご来店いただきますと、店内の全商品にご利用いただける5%の割引券を差し上げます。また、ちょうどいま○○(人気商品名)の特別割引セールも実施中です」。

これに対する答えは、50%以上が来店を約束し、25%以上が実際に来店し、15%以上が電話に出て来た商品を購入しました。



今日の記事であなたがマーケティングの可能性をもう一歩広げたと信じます。

次回は【お金をかけないマーケティング戦略 その2】です。電話マーケティングを掘り下げます。あなたに電話セールスをやれとは言いません。言いませんが、すごく得する記事です。お見逃しなく。