おはようございます。今日もこのブログを読んでいただきありがとうございます。参議院はいらない、という議論もありますが、今回のような事態(秘密保護法の審議)になると本来のチェック機能に期待したいところです。



さて、今日は【メッセージを伝える その1 正しく伝える】です。あなたは「メッセージを正しく伝える」とは何を意味しているか分かりますか。それは、メッセージを受け取るべきターゲットに向けて、もっともふさわしいメディアによって、彼らのなじみのある言葉で、分かりやすく伝え、購入に至らせることです。つまり、マーケティングそのものです。

繰り返しになりますが、ダンはマーケティングを3M(Market 正しいマーケット選び、 Message適切なメッセージ、 Media適切なメディア)という概念で説明しています。そして、どれ一つが欠けてもマーケティングはうまくいかないとも言っています。

「伝える」という行為は基本的に受けて側の問題なのですが、多くの場合に送り手側の思い込みや都合で決定されます。それではうまくいくはずがありません。

ここで面白い映像を紹介しましょう。ジャン・クロード・ヴァンダムを起用したCMで、いわゆるティーザー広告(すぐには何を宣伝しているか分からない広告)です。あなたには何の広告か分かりますか。

この広告の失敗はジャン・クロード・ヴァンダムというアクションスターの「スゴさ」ばかりが押し出されてしまって、肝心の商品がかすんでしまった点です。何の広告だったかは、最後に明かします。

ダンは言います。

「広告の失敗でよくある例は、アイデアや配役や表現自体はすごく印象深いのに、肝心の商品の宣伝がうまくできていないというケースだ。

新型高級車のレクサスとインフィニティはほぼ同時期に登場したが、レクサスの方が圧倒的に売れた。その理由は広告の仕方だ。

インフィニティの販売店は、メーカーと広告代理店に、テレビコマーシャルで『インフィニティそのものを見せてくれ』と頼んだ。しかし、メーカーはチラリとも車の出てこない神秘的で思わせぶりのおしゃれなコマーシャルシリーズ(イメージ広告)を続けたのだ」。



あなたは「自分ならそんなバカなことはしない」と思っているでしょう。しかし、自社のUSPを考えているうちに、広告会社のいわゆる「広告のプロの助言」を受けると、「他社もやっていて評判がいい(商品がよく売れているとは言っていないのですが)」という一言につられて、イメージ広告に走ってしまうものなのです。あなたの事業が大きくなればなるほどその危険性は増してきます。

広告は正しく伝える(顧客の購買意欲をもっとも効率よく高め、実際に購入させるように分かりやすい表現を使い、適切なメディアで、適切な顧客に伝える)ことが大切であることをもう一度確認しておいてください。



今日の記事があなたの広告を顧客に正しく伝えることを助けると信じます。

次回は【メッセージを伝える その2 伝え方のコツ ステップを踏む】です。顧客に購入あるいは何らかの行動を決断してもらうために必要なステッップを紹介します。お楽しみに。

(PS)

ジャン・クロード・ヴァンダム主演のCMは走行安定性を誇るボルボの新型トラックの広告でした。