固い本を読み続けると、反動で漫画が読みたくなります。
そうなると、止まりません。
異常なほどの冊数を、徹夜で読んでしまうんですよねー。
ちょくちょく息抜きにレビューしていきたいと思います。
まずは、シャローンさんおすすめの「7SEEDS」1~19。
田村由美先生の「BASARA」は途中のニアミス感がものすごい話でしたが、少女漫画史に残る、素晴らしいラストだったと思います。
少女誌はチェックが甘いので、上記にあるとおり、シャローンさんに田村先生が連載なさっているという情報を聞き、チェックすると、既に19冊もコミックが出ているではないですか!
迷わず一気読みですよ。
面白くないわけがない作家さんですから。
はじめはナツが主人公で、彼女の成長物語になっているのかな?と思ったら、オムニバス形式のようですね。
ストーリーとしては、目が覚めたら、海の上に放り出されていて、そこからサバイバルが始まる、という一見すると荒無滑稽な設定ですが、そこは田村先生。
チーム編成や、時間のアイディアなど、様々なギミックが仕掛けられています。
出てくるキャラクターも、個性的で丁寧に書かれていて、感情移入しやすいです。
夏Aチームの、徐々に暗雲立ち込めるキナ臭い感じから移行するバトルロワイヤル的な展開は見事ですし、犬に囲まれた冬チームの荒巻さんの何とも言えない絶望感。
田村先生は甘くないので、容赦なく人が死にます。
しかし、花が贔屓されてるのは否めない感じですね。
出てきた時点で主人公交代かと思いました。
しかも、20冊近くも本が出ているので、どこで再会するんだろう、と読んでいたら、ニアミスすらしない状態で愕然としました。
またくもって、文通状態となっています。
メンバーの恋愛状態も気になりますが、私は荒巻さんと、牡丹さんが幸せになってくれれば、それでいいです。
もうさ、この際、涼と安吾はくっつけばいいと思う。
しかし、このサバイバル生活。
読み進めていくうちに、今の3.11後の現代で、身につまされる想いで一杯になりました。
普段から注意力を研ぎ澄まし、有事に備える事の大切さ、良い気づきとなるシリーズです。
とても面白かったです。
シャローンさん、ありがとう!
GANTZ 31巻。
巨人との戦い、反撃開始篇といった所でしょうか?
「進撃の巨人」も読んでいるので、どっちもどっちなエグさを感じます。
たえちゃんは、相変わらずマッパです。
レイカサイドの方が好きなので、同志も揃い、これからの展開に期待。
進撃の巨人 4巻
今、少年漫画で、一番勢いがあるのではないでしょうか?
しかし、今回は回想がメインですので、勢いはトーンダウンした感じは否めません。
これまでの3巻で人がバタバタ死んでいくのですが、やっとこの巻で、キャラづけがなされたような気がします。
1.2巻のテンションを保つのは大変だと思いますが、がんばって欲しいです。
君に届け 13巻
今回の中で唯一、血の匂いがしない漫画ですねー。
相変わらず、爽やかです。
つきあい始めて、始めて主人公爽子ちゃんが、爽やか少年、風早くんのおうちへ行く話~修学旅行までですね。
この主人公のひたむきさが好きなんですよねー。
「君に届け」は、ただの恋愛漫画じゃないんですよ。
侮るなかれ!
その裏にある、熱い友情物語なんですよ!
まだまだ、本はあるのですが、今日はこの辺でー。