鍛錬、ひたすら鍛錬。
トレードもそれに尽きると思います。
私五年ほど前まで空手をたしなんでいましたが、どこの道場にも鏡が備えつけられていました。
新人さんが入ると、まず鏡の前に立たされて、突きや受けの基本型をひたすら鏡の前で練習させられます。
3ヶ月くらいかな、ひたすら自分を見つめて、どこがなっていないのか、基本を学びます。
そこから演舞や、約束組み手などに発展させていくのですが、やはり基本がなっていないと、美しくないんです。
それで、怪我もしちゃいます。
で、ある程度できるようになっても、鏡の前で基本を確認したりするのです。
私が通っていた道場では、60歳を超えたご婦人でも、基本から学び、綺麗に演舞をしていました。
瓦だって割っちゃうし、板だって真っ二つにしちゃいます。
でも、それは、しっかりとした基本をやっていたからできる事なのです。
私は自分のトレードが狂ってくると、基本を少しづつおざなりにしてしまう傾向があります。
その兆候は、日誌にも現われていて、集計した時、初めて気がついたりします。
基本というのは、学んできた課程も違うので、一人一人違うと思います。
ただ、トレードの基本(ライン、パターン、グランビルなど)は絶対に頭に入れておいて欲しいです。
しかし、その基本をただ使うのではなく、観察して、自分の見方を作っていく事に優位性が生まれるのだと思います。
パフォーマンスが落ちてきている、というのは、自分が基本から逸れ始めているシグナルだと私は思います。
そうなると、鏡の前に戻って、鍛錬、また鍛錬!です。
そうすると、また、いきなり殴られて(急落、急騰)もすぐに反応して、ガード(損切り)できるようになるんですよね。
私は今まさに、鍛錬真っ最中ですが笑
調子は上がってきているので、もうしばらくしたら、3万円口座を稼動させて行きたいと思います。
やっちんぐさんのFX日記を読んで、色々と考えさせられ、思い出したので、少し書かせていただきました。
やっちんぐさん、ありがとう!