わが家の庭には、大きな葉っぱ茂らせた木が生えている。
1ヶ月くらい前から、この葉っぱが欲しいと
見知らぬインド人がわが家を訪れるようになった。
多い時には毎日2、3人が訪れ、葉っぱを採っていった。
一体何に使うのだろうと疑問に思っていたところ、
葉っぱを採りに来た人の一人が
「この葉っぱを絞ってジュースにすると
デング熱の薬になるのよ」
と教えてくれた。
ちなみにこれはパパイヤの木らしい。
パパイヤの葉ジュースやアロエベラ、ヤギの乳などと混ぜ、
デング熱の薬にするそうだ。
最近のデリーでは、デング熱が大流行している。
感染者は6,000人近くまでのぼり、
子どもを含めた17人が犠牲になっている。
確かに今年は、わが家の掃除婦や夫-寅次郎のインド人スタッフの家族、
知り合いの日本人など、デング熱にかかる人が身近にいる。
デング熱にかかったとあっては大変だろうと、
葉っぱを求めてくる人を拒んだりはしていなかった。
そんなある日、寅次郎が新聞を読んでいると
「パパイヤの葉やアロエベラ、ヤギの乳がデング熱の薬になるというのはデマ。
感染したら医療機関で治療を受けるように」
と書かれていた。
えーー?!
じゃあ葉っぱを採りに来たあの人たちの顛末は・・・
知る由もない。
話は少し変わって、プレイスクールに通う誠一郎は
毎日ODOMOS(オドモス)という蚊よけクリームを塗って行っている。
これを忘れると、ひどく蚊に刺されて帰ってくることになる。
日本の蚊よけより少し刺激が強いらしいが、
長時間効果があるそうだ。
赤ちゃんにも使えると書いてあるものの、
基本的に雄二郎は日本の蚊よけ製品で対応。
それでも長時間の外出にはODOMOSを使っている。
やはりインドの蚊にはインドの蚊よけ。
少しくらい刺激があっても肌荒れするわけではないし、
何よりデング熱にかかるよりはマシというものだ。
これ以上犠牲者が増えないのと同時に
早くデング熱の季節が終わりを迎えてほしい。


