9日から18日まで、母がインドに手伝いに来てくれていた。
去年遊びにきたとき同様、食料品やベビー用品など
100キロ以上の荷物を持ってきてくれた母。
今回は日本食材だけでなく、産後の私を気遣って
あらかじめ日本でいろいろな料理を作り、
真空パック&冷凍して持ってきてくれた。
自営業でお店を経営しているのと、
今年、高校1年生になった私の妹の入学準備や入学式、
そしてサッカーに青春の全てを捧げている中学3年の弟の世話、
それに加えてインドに持っていく荷物や食べ物の準備に
多忙を極めていた母。
デリーに到着したときにはすっかり体調を崩してしまい心配したが、
2日ほどで回復してくれて一安心。
産後の私にとって、母の到着は本当にうれしかった。
退院して数日後に誠一郎が黄疸で入院したときも
意気消沈している私に
「大げさなんだから~」
と明るく声をかけてくれたことが、大きな救いになった。
ホルモンの影響もあって、赤ちゃんのことに何かと神経質になりがちな時期。
女手一つで、5人の子供を育てた経験を持つ母の言葉がとても心強かった。
わが家では全ての家事をこなしてくれた。
そして買い物と料理が大変なデリーでの生活。
私が楽なように、栄養満点の、相当な種類のおかずを作ってくれた。
煮物、焼き物、揚げ物、肉料理、シチュー、炊込みご飯、副菜、デザート・・・
三度の食事に加えて、毎日4、5種類の料理を作っては
真空パックにして冷凍する作業を繰り返してくれたおかげで、
モヌともまだ難しい関係が続いている中で
話し相手になってくれた母の存在は本当にありがたかった。
子供を産んでみて初めて感じた母の愛情の深さ。
私は母親になってまだわずか3週間。
私が産まれたその日から29年間、私を包んでくれた母の愛情の深さを
初めて思い知った。
毎日、わが家でのほとんどの時間をキッチンで過ごし、
料理というたくさんの愛情を置いていってくれた母に
心から感謝している。
帰国の日、タクシーを見送ったときは
今までのどんなときよりも母との別れが辛く感じられた。
育児やモヌとの生活への不安・・
「帰らないで」
と喉まで出かかった言葉を飲み込んだ。
私も母親になったのだから、
気持ちを強く持たなければ。
7月に予定している一時帰国では
成長した誠一郎を母に見せるのを楽しみにしている。


