インドでは水道水をそのまま飲むことはできないので、
各家庭、浄水器を取り付けたり、
大きな水のボトルを配達してもらったりしている。
これは日本人に限らず、インド人でも同じこと。
相当な貧困層でなければ、大抵
水道水は飲まないようにしている。
それほどインドの水道水は汚染されているのである。
しかもそれは年々悪化しているそう。
わが家でもキッチンの水道に浄水器を取り付けている。
水道水を引っ張ってきて、
写真右のフィルターとタンクの中にある4つのフィルターで浄水し、
そのままでも飲める水に浄化している
・・・らしい。
今まではこの水の安全性を信じて飲み続けてきたのだが、
妊娠してからは私は念のためペットボトルの水を使うようにしている。
右のフィルターで大体の汚れを取り除くらしいのだが、
寿命は2~3ヶ月。
2ヶ月も経つと、真っ白だったフィルターは見事な錆色に変色する。
しかし最近、交換してから1ヶ月くらいで
タンクの中に白い浮遊物が見られるようになった。
全部で5つもあるフィルターを通り抜けて出てくる
この汚れは一体何なのだろう・・。
日本でも震災後の放射能汚染が気になって、
ウォーターサーバーを使い、毎月浄水を届けてもらっていたことがある。
その会社は浄水をサーブしているだけの機械であっても、
メンテナンスのために1年に1回は機械を交換するというサービスを行っていた。
ましてインドの様々な汚染物質入りの水道水を浄化しているこの機械。
年に1回くらい機械ごと交換したほうがいいと思い、
自腹でいいから交換してほしいと大家のリシャントに依頼した。
そして先週、リシャントとフィルター交換の兄ちゃんがやって来たのだが、
なぜかリシャントは
「右のフィルターだけ交換すれば大丈夫だよ!」
の一点張り。
白い汚れについても
「タンクの外にくっついてただけじゃない?」
とか訳の分からんことを言い出す。
「いやいや、汚れはタンクの中に水と一緒に出てきてるの。
全部のフィルターを通って汚れが出てきたんだから、
少なくともフィルターは全部換えたほうがいいんじゃないの?
それに機械の中にあるチューブとかも1年使って汚れてると思うから
今回は機械ごと換えたい。
妊娠もしてるからできるだけキレイにしたいしね」
と伝えても、
「右のフィルターが全部汚れを取ってくれるから大丈夫だよ!」
と意見を変えないので、とりあえずこの日は右のフィルターだけを交換。
確かに白い浮遊物は出てこなくなった。
リシャントはその新しい水をコップに入れ、
電気にかざして水をじっと覗いたり、臭いをかいでみたり・・。
しまいには私に
「試しに飲んでごらんよ。
フィルター交換する前との違いが分かるんじゃない?」
と水を差し出す。
・・・
いや・・・最近その水飲んでないから知らないし・・・。
てゆーかそんなんで水の安全確認できるんだったら
プロの業者いらんだろ!!!
目で見えるほどの汚れってよっぽどだわ!
見えなきゃいいんかい!!
と激しくツッコミたくなるところだが
ぐっとこらえ、
「つい最近まで全ての経路に汚れが通っていたはずだし、
できるだけキレイな水にしたいから
やっぱり今回は機械ごと交換したい」
と、リシャントに再度依頼。
若干渋々顔で、
「OK。じゃあ会社に電話しておく」
と言ってくれた。
そもそも彼の負担は一銭もないのに、
何をそんなに私を説得しようとしているのか。
さてはアンタ、この会社の回しもんか?
こんなやりとりだけでも疲れてしまうのに、
仕事で日常的にいろんな業者とやりとりしている
夫を尊敬してしまう瞬間である。
機械の交換は今日の予定。
既に予定の時間から1時間以上遅れているのだが、
まあそんなことはいい・・。
交換さえしてくれれば・・・![]()
