少し前のことになるけど、昨年大晦日の話
年末年始は夫‐寅次郎の仕事も休みで(家で結構仕事してはいたけど)、
大した予定はなかった。
そんな平和な大晦日の昼下がり、
学生時代からとってもお世話になっている
インド人の友人、ラメシュさんから電話がかかってきて、
「今夜うち(私たちの家)でごはんでも」
という話になった。
「家族も一緒に行きまーす、それにムケシュ(ラメシュさんの弟)も」
と言っていたので、
ラメシュさんと奥さん、息子2人、ムケシュさん、
それに夫が誘ったインド人と日本人の友人、
ゲストは全部で7人の予定。
「よし、おいしいものを作ろう!」と
午後買い物をして、夕方から夫はマトンカレー
私は日本から持参した土鍋で水炊き風の鍋を作り始める
7時半頃、インド人と日本人の友人がやってきた。
この時点で、ゲストは2人。
4人で雑談しつつ、食事の準備をしつつ30分くらい経ったころ、
キッチンにいた私に夫が「ムケシュさん、一家で来た・・」と
笑いながら言ってきた。
「マジ!?」と言ってあいさつに行くと、そこにはムケシュさん+4人もの人が。
もちろん久々の再会だったのですごくうれしかった反面、
「ゴハン足りるかな・・・?」と内心焦り始めた私![]()
この時点で、ゲストは7人。
既に当初の予定人数になってしまった。
ほどなくしてラメシュ一家もやってきたが、
ラメシュさん宅に下宿している若者2人も連れてきたので、
ラメシュ家+2人。
この時点で、ゲストは13人!!
何のこれしき、わが家の人口増加は止まらない。
うちのすぐ近所に住むラメシュさんの親戚・ハリシュさんが
子供と一緒にやってきた。
この時点で、ゲストは20人超!!!
(もはや近所の子まで混ざっていてよく分からない)
それなりに広さのあるわが家も、さすがにすごい人口密度。
たくさんの人に囲まれてテンションが上がる一方、
「ヤバイ!絶対ゴハン足んない!!」と、不安が確信に変わってパニクる私![]()
インド人は日本人のように最初から食事とお酒、という習慣はあまりなく、
最初はスナックなどの軽食とお酒を飲み、
しばらく経ってから食事が出される。
パニックになりながらもそう考えた私は、
とりあえず買っておいたスナックをお皿に山盛りにして出したり、
野菜スティックみたいなのを出したり、
「とりあえず出せるもんから出しとけ~!」とバタバタ
そうこうしている間にも、
子供たちが家の中を走り回り、スナックをバクバク食べ、
だんだんキッチンにも人が集まり始めて雑談・・・
なんかもうなんでもアリだね!!笑
私は内心焦ってたけど、家にこんなに人が来てくれて
心からうれしかったし、できる限りのもてなしをしようと、
出せるものは色々出した。
幸い私は日本から来たばかり。
日本から持ってきたおつまみもあったし、
お肉も多めに買ってあったから何とかなった…と思っている。
一通り食べ物を出して、ようやくホッとひと安心
ムケシュさんの奥さんや子供、それに近所の子供も帰ったりして、
人数も落ち着いてきた。
(それでも15人くらいいたけど)
…と安心したのも束の間、今度はハリシュさんが近くの自宅から
カラオケマシーンを持ってきた!!
インドでこんなものにお目にかかるとは!!
マシーンと言ってもそんな大げさなものじゃなく、日本でも一昔前に
使われていたような、マイクにリモコンが付帯しているタイプのもので、
このマイクの線をテレビにつなげるだけでカラオケができるという代物
インド人オヤジたちによるカラオケ大会が始まった!
ヒンディー語の曲だから歌詞の意味とかは全然分からない。
ただとにかく盛り上がっている。
みなさん、なかなか歌もお上手・・・
実はカラオケ狂の寅次郎、黙って見てはいられない。
曲の本(日本のカラオケ屋にあるようなやつ)の中から
英語の、かつ盛り上がる曲を必死に探し始めた
そして寅次郎もノリにノッて歌いだし、みんな大盛り上がり!!
「なかなかやるじゃねーか!」と
インド人オヤジ・ハリシュさんに
歌を強要される寅次郎 笑
さすがはインド、最後はみんな踊り出し、
年越しのカウントダウンをした後も宴会は1時間以上続いた。
夫も私も、そこにいた全員が踊った。
本当に楽しい夜だった。
想定外の人数が集まって大変だったけど、
こうして家族や親戚同士が誘い合い、食べ物やお酒を持ち寄って
一緒に過ごす時間を楽しむ文化は、現代の日本人が忘れかけているものを
思い出させてくれるところもあるように思った。
これから、おそらく3年くらいになるであろう駐在生活。
パーティが終わり、あれだけいたゲストが帰ったあと、
夫と二人で庭先の芝生に寝っころがりながら、
こうしてインド人の中に飛び込み、彼らとともに過ごしていきたいと
心からそう思った。






