仕事の準備(英語原稿編) | 日英バイリンガルアナウンサー 藤村由紀子 

日英バイリンガルアナウンサー 藤村由紀子 

バイリンガルMC・日英司会・日本語&英語ナレーション・レセプション通訳

ブログをご覧いただき、ありがとうございますラブラブ


さて、以前書いた 「仕事の準備(日本語原稿編)」
に引き続き


今日は、英語原稿編についてです。








バイリンガルMC Yuki の Blog







原稿を頂くお仕事の場合、準備のスタンスは基本的に同じ。


内容を理解、チェックし、読み方を確認して、どう読むかを考えて、練習


という流れですが、 今回は英語原稿ならではのお話を。




原稿を作成した方が ネイティブの方か、日本人の方なのかにもよりますが


文法的に??だったり、文法的には間違っていないんだけど


司会(あるいはナレーション)の言葉としてはしっくりこなかったり、


文章のリズムに違和感があることも・・・






そんな時は、内容を変えずに文章を変えさせて頂くこともあります。


もちろん、クライアントさんに変更のご提案をしますが


たいていの場合、快く了解して下さいます。








また、英語では同じ表現を繰り返し使うのを避ける傾向があるので


たとえば、レセプションなどのご来賓紹介のときは


なるべく同じ表現が続かないようにしています。






      カラオケ  We would like to introduce ~




      カラオケ Please welcome ~




      カラオケ We are honored to introduce ~




      カラオケ It is my honor to welcome  ~      など、いろいろ。








あと、英語ならではといえば、発音&アクセント




意外と勘違いしていた発音、というのも存在するので


日本語のアクセント辞典と同様、


知っている単語でも、少しでもあれっ?と感じたら 辞書で発音記号を確認。






例えば、カタカナでよくでてくる、 セレモニー  や  ファミリー という言葉。


英語の発音をカタカナで表現すること自体に無理はありますが


  


セレモニーの 「レ」 は どちらかといえば 「ラ」 に近い音。




ファミリー の 「ミ」 は どちらかといえば 「マ」 に近い音。






ということで、原稿には色々な書き込みが・・・・






また、日本語と英語では 息の使い方や口の動かし方が


かなり違うので それを意識しながら練習です音譜






色々な表現が出てくる「肩書き」については 


また次の機会にご紹介しますね。