今週は新型コロナに罹って釣りに行けず、釣行ネタがないので、フグ釣りの小ネタでも・・・


カットウ針の話題です。

私は環付のカットウを使っています。

何で、環付なのかと言いますと、仕掛けを環付の仕様で作っているからというだけの理由です。

中通し式との優劣はワカリマセン。

中通し式を使ったことがないですからね。

この辺は好みの問題なんじゃないかな。


軸は細い方が良い?

何となく、そういう気もしますが、細軸の良い製品が無い。


サイズは小さい方が良い?

正直なところ、ワカリマセン。

感覚的に中~中小型が安心できるかなという程度。


メーカー等は特にコダワリはありません。

以前はMisakiのカットウを使っていましたが、当社が廃業してしまってからは入手できなくなったので、いろいろ使っています。

しかし、どの製品もそのままでは使えないものばかり。

針先が鈍いんです。

針先を爪に立てると滑ってしまうんですよ。

某メーカーのカットウなんて、針先までメッキしているので、話にならないくらい鈍かった。

Misakiのカットウは、新品時は針先が爪に立っていましたね(例外もあったけど)


なので、必ず、針先を研いでから使っています

針先が鈍いカットウでも針先を研げば、使えるようになりますね。

針先はダイヤモンドヤスリで研いでいます。

ヤスリはフツーのフラットなもの。

研ぎ方もいろいろと流儀はあるようだけど、私はダイヤモンドヤスリだけ。

一応、粗目と細目(仕上げ?)のヤスリを持っていますが、使うのはほとんど細目だけです。


カットウは針先の鋭さが命だと思っています。

爪に立ててみて、しっかりと立たなくちゃダメ。

ズルっと滑るようでは全くダメ。

一瞬引っ掛かるけど、やっぱり滑っちゃうのもダメです。

しっかりと爪に立つまで研ぎます。


針先さえ鋭ければ、形なんて二の次。

丸型(伊勢尼かな)を使っているけど、針先が外に開いていると思ったものはプライヤーで少し内側に向けるだけ。

これはバラシ防止のおまじないです。



これが現在使っているカットウ。

針先は甘いので、研がなくちゃ使えません。

形もバラツキがあって、決して満足しているものではありませんが、他に無いので使ってます。

大人買いしちゃったので、しばらくは使い続けないと(笑)


実釣中もテキトーに針先を爪に当ててチェックして、甘くなっていたら、すぐに研ぎます。

実釣中に出る甘さは大したことはないので、すぐに研げますね。

根っ子周りとかは針先は傷みやすいので、根にカットウが当たったら、なるべくチェックします。

それと、掛け損じたらチェック。

ギマやカワハギが多い時とかも針先は甘くなりやすいです。


カットウの針先が鋭ければ、安心して釣れます。

弾かれても懐疑心は生まれません。

針先を信用できれば、アワセも小さくなります。

鋭敏な感度のロッドよりも、カットウの針先の鋭さの方が大事ですよ。