今週はシロギス・・・ここ2回、フグが続いているし、来週はチーム一鱚一遊の月例会があるので、その前に状況確認をしておきたかったですしね。

しかし・・・


吉野屋さんを訪れました。

朝方は雨が降っていましたが、午前中早めに上がる予報ですし、風は弱そうなので、釣行には問題なしと思っていたのですが、予想外にお客さんは少ないです。


な〜んと、シロギス船のお客は私以外には訪れず、フグに変更することになっちゃいました。

雨天が嫌われたみたいです。

でも、こういうこともあろうかと思って、フグの準備もしてきてあるので、大丈夫なんですけど。


フグ船も空いていて、乗船者は5人だけ

左右のトモにお仲間のOG原さんKS山さんが座られていたので、私はKS山さんの隣の右舷トモ2番に座ることにしました。


朝ご飯は吉野屋さんのお弁当。


右舷は私とKS山さんだけだったので、胴の間寄りに移動しました。

大名釣りですなぁ〜


富津沖か大貫沖に行くのかと思っていたら、木更津沖でスタート

出船前、大策船長に「今日はどこに行くの?」と尋ねたら、「まだ迷ってます」って返ってきたので、直前になって決めたみたい。

それだけ、船長的に本命ポイントが無いってことなんでしょうね。


釣り場に着いたら、雨は上がっていて、それ以降は降ることはなかったです。

風も穏やかで、グッドコンディションですよ。


7:45に実釣開始

イカリは入れずにエンジン流しです。


仕掛けは毎度毎度のノーマルカットウオンリー。

OG原さんもKS山さんも古い人間なので、同じ仕掛けです(笑)


餌はアルゼンチン赤エビオンリー。

シロギスのつもりだったので、バナメイは用意していません。

でも、この日はキャストに不向きな条件の時間が長かったので、ノンストレスでしたね。


開始してすぐに、型を見たとのアナウンスが出されます。

左トモのOG原さんがショウサイを釣ったみたい。

直後、左前ではアカメが釣れたようです。


私にもアタリが出ましたが、これは外道のシロギスかな。

フグとは微妙にアタリが違うし、掛からないし、回収しても餌はそのままですしね。


2投目、潮が緩いので、キャストしてみますが、アタりません。

3投目、船下を狙うと、フグらしきアタリが出ました!

しかし、3回くらいアタリを空振りして、結局は掛け損じ(冴えません)


5投目だったか、船下を釣っていると、チクっとアタって、掛かりました~

手応えは十分で、サイズは良さそうと思っていたら、水面下に見えたのは、トラフグ~!

躊躇せずに抜き上げて、無事キャッチ!

  ↓ ↓

軽トラとは呼べない40cm級のトラフグで嬉しかったな。

本命のショウサイフグではありませんが、7:55、ボウズ脱出です。


1流し目はこれにて終了。


OG原さんは、その後はシロギスばかりだったとか。


2流し目、ちょっと大きめに移動したけど、船中スカ。


3流し目、またちょっと大きめに移動。

割りとフラットなエリアだと思うけど、何を拠り所にポイントを決めているんだろう?


船下をメインに釣ってますが、潮が緩いので、段々とオモリを軽くしていきます。

8号(タングステン28g)で始めて、6号(同21g)、さらに5号(同18g)まで落としました。

5号まで必要だとは思わなかったけど、久しぶりに使える条件だったので、やってみたってところです(軽いっ)


船下を上下に誘っていると、誘い下げ時にアタリが出て、底で掛けて、ショウサイフグをキャッチ。

8:35、本命ボウズを脱出です。


4流し目だったかな、8:55に2尾目のショウサイが釣れました。

これも誘い下げ時にアタりましたね。

潮が緩いので、丁寧に誘って、アタリを出して掛けるイメージの釣りができていて、楽しいです。

アタリがそんなに多くないのも、釣趣を感じて、イイですよ。


9時過ぎに、木更津沖から移動となりました。

面白い釣りだったけど、アタリが少なめだったので、大策船長も他のエリアを探索したくなっちゃったみたい。

ここまで、1時間ちょっとでショウサイ2尾、トラフグ1尾は悪くない途中経過でしたね。


富津沖はすっ飛ばして、大貫沖にやってきました。

やや沖目のポイントです。


9:25にリスタート

こちらでもエンジン流しです。

潮は速めなので、オモリは8号 → 10号(タングステン35g)と重くしました。

潮はトモ方向に流れていますが、かなりラインが出されるので、キャストができる条件ではなさそうです。


再開後程なく、ショウサイが1尾釣れましたが、続きません。

次の流しもダメ。

他のメンバーも釣れていないようで、その次の流しの投入アナウンス時に、「この流しがダメなら、移動してみます」と付言されます。


そしたら・・・

お隣のKS山さんがショウサイを釣りました。

KS山さんは木更津沖では不釣だったので、何よりでした・・・とか思っていたら、ここからのKSさんはスゴかった。

ショウサイ、軽トラ、サバフグを連発っ!

こっちはアタリを出せないのに、入れ食い的に連釣して、あっという間に追い越されちゃいました。


しばらくして、私もアタって掛けたけど、サバフグっ。

次もサバフグでガッカリしていたら、その次はショウサイでホッと一安心・・・これで4尾目。


少し間が空いて、ショウサイが釣れて、10:45に5尾

連発的に6尾目も釣れて、好調!

とか思っていたら、好事魔多し・・・・ごく軽くキャストしただけなのに、ラインがガイドに絡んで高切れっ。

傷んでいたかなぁ〜?


時合いなので、簡易的なラインシステムを組んで再開。

程なくアタって、ショウサイ釣れました~


しかし・・・

またアタって、掛けたのですが、魚に突っ込まれたタイミングで、フワっと軽くなっちゃいました。

ゲッ、またライン高切れです。

これは間違いなく、ラインが傷んでいたのに気が付かなかったミステイク。

その前にラインシステムを組み直した時にラインの痛みとかを確認しなかったですしね。

フグに走られてラインを船底に擦ったり、オマツリしたりした時にラインが傷んでしまうことってあるんですよねぇ。


時合いに高切れ連発は痛いなぁ〜。

タングステンオモリ2個ロストも悲しいです。


今度は少し余計にラインの痛みの有無を確認してから、ラインシステムを組み直しましたよ。


これはサバフグ。

いつも、バケツに活かしておいてから移動時に海に戻すことが多いのですが、今回は同船の方が引き受けてくれました。


さて、再々開。

すぐにアタってくれたけど、サバフグっ。

次もサバフグで、ショウサイの時合いは終わっちゃった?

と思ったら、ショウサイも釣れました。

しかし、一時の勢いは無いです。

KS山さんも沈滞気味ですしね。


しばらくして、アタリでアワせると、ズシッと掛かりました。

ショウサイとは異なる重量感ですが、横走りするし、サメやエイの引きではないように感じます。

大策船長が「何ですか?」って聞くので、「恐らく、トラフグ」と答えると、直後、水面下に見えたのはトラフグっ!

これは引っこ抜けないサイズと判断して、すぐに大策船長に声を掛けて、無事に船長のギャフ?で取り込み成功〜!

  ↓ ↓

11:20、2尾目の良サイズのトラフグを釣っちゃいました。

1尾目よりも大きくて、目測1.5kg級(後検量で1680g)

私はトラフグ専門の釣りはやらないので、このサイズは自己記録だと思います(これまでは1.5kgくらいが最大)


その後も、ポツリポツリとアタって、サバフグ混じりでショウサイも釣れます。

相変わらず、潮は速めにトモ方向に流れていますが、若干ながらも払い出し気味に出されるので、その分釣りやすいです。

オモリは10号でやっていますが、船下に仕掛けを落とすと、着底してからラインを出すことになるので、潮先方向にチョイ投げして、投入時にある程度ラインを出してしまいます。

ラインの出が止まったところで、上下に誘いますが、エンジン流しなので、微妙にラインを出し入れをしなくちゃいけないこともあって、それでアワセのタイミングがズレてしまうこともあったので、もう少しオモリを重くして対応した方が良かったですね。

アタリは結構あったので、誘いのリズムは早めがメインでした。

トモのKS山さんの方向を向いて釣っていたので、KS山さんの誘いのリズムを参考にすることも多かったです。


11:50にツ抜け

ショウサイ8尾、トラフグ2尾です。

OG原さん、KS山さんとは僅差ですが、私がツ抜け一番乗りでしたね(ニコッ)


ツ抜けしたところで、ランチ休憩。

朝ご飯と同じ吉野屋さんのお弁当です。

朝方、雨が降っていたので、コンビニに行くのが面倒になって、お昼もお弁当にしちゃいました。

おかず、同じでしたよ(笑)


KS山さんです。

大貫沖にやってきてからの怒涛の入れ食いは凄かった。

リズムがぴったり合っていたんでしょう。

こっちにフグを回してもらえないって感じでしたもんね。

でも、その後、落ち着いてしまったのはフグ釣りの不思議なところです。


OG原さんです。

丸長(現丸裕)時からのお仲間です。

フグ釣りの技量は昔から相当なレベルで、今でも船長の評価は高いですよ。


ツ抜けした後、ショウサイを1尾追釣しましたが、アタリは減ってきた感触です。

潮が緩み始めてきたからかな?


ここで、移動

時刻は12:30

ここまで、11尾の釣果ですが、良サイズのトラフグを2尾釣ってしまったので、もう沖上がりしてもイイって感じです(笑)


沖目に移動して、深場の根周りで再開。

いきなり、がっちりと根掛かり〜

またタングステンオモリをロストか〜と思ったけど、何とかカットウ針だけのロストで済んで、オモリはセーフ(ホッ)

タングステン3個のロストは悲惨ですからねぇ。


すぐに、捨てカットウ仕掛け&鉛オモリに替えたけど、トラギスが1尾釣れただけで、早々に移動となっちゃいました。


次は、北寄りの浅場へ。

ここは、前回のひらの丸釣行でも狙ったポイントです。


ちょっと期待したものの、アタりません。

この時間帯、もう上げ潮に変っていて、ラインは船下に抱え込みに入る潮尻ポジション。

船下で我慢して釣っていたけど、結局、アタリを出せないまま、再び移動となりました。


西寄りのエリアに移動して、時刻は13:30

ここが最後のポイントになりそうです。


こちらは潮が速くて、それも左トモ方向にラインが出されて、完全潮尻ポジション。

しばらくはアタリが出なかったけど、KS山さんがショウサイを連釣し、ここはチャンスがあるかな。


私にもアタリが出たけど、不覚の掛け損じ(ヘタっ)


ちょっと間が空いて、空アワセの誘いにラッキーヒットして(この日唯一)、ショウサイをキャッチ。

これで、12尾

まだ釣れそうな雰囲気はありましたが、程なく、定刻14時の沖上がりを迎えました。



釣果は、ショウサイフグ 10尾(23〜28cm)、トラフグ 2尾(44cm1680g&41cm1150g)の計12尾

外道は、サバフグ6尾、シロギス1尾、トラギス1尾。

船中釣果は2〜12尾で、KS山さんも12尾(うち軽トラ3尾)、OG原さんが11尾という僅差の釣果でした。


今回は、良サイズのトラフグが2尾も釣れるラッキーがありました。

狙って釣ったワケではなく、ラッキー100%でしたね。

ショウサイは割り当てを3人で分け合ってしまった感じでしたが、ポジション的に厳しい中で上手く釣れたと思います。


しかし、掛け損じが3、4回あったのはダメでしたね。

速潮&エンジン流しという条件で、自分の意思と反した仕掛けの動きを作ってしまって、それが掛け損じの原因になったのは反省です。


タングステンオモリ2個のロストは悲しかったけど、これも自分に原因がありますからねぇ。

良いことばかりではなかったということで・・・


祭礼があるということで、大漁旗が出されていましたよ。


白子は同船の方に全て差し上げてしまったので、正確な白子率はワカリマセンが、5割くらいはあったと思います。


〈釣行メモ〉 (令和6年6月10日(月) フグ釣り 於:浦安「吉野屋」)

【潮 汐】 干潮12:53(中潮)
【潮 色】  薄濁り
【天 候】 〔天気〕くもり、〔風〕北寄り3mくらい
【釣り場】 木更津沖 → 大貫沖(水深10m前後)
【釣り座】 右舷前〔乗船者5名〕
【タックル】〔竿〕イクシーク湾フグカットウ(183cm)、〔リール〕スティーレ101XG(レフトハンドル) 、〔道糸〕PE0.6号
【仕掛け】カットウオンリー(ノーマル)、オモリ5~10号。
【釣 果】 ショウサイフグ 10尾(23~28cm)、トラフグ 2尾(44cm1680g、41cm1150g)の計12尾
【船中釣果】2~12尾