今週はフグ釣行です。

先週は悪天候で行けなかったので、中1週空いての釣行になりました。

先週まで月曜日は5週連続で雨が降ったということでしたが、この日は雨は降らず・・・と思ったら、日中は降らなかったけど、夕方から雷雨になりましたね。

これで6週連続です。


月曜日ですが、富津のひらの丸を訪れました。

D船長には申し訳ないと思っていたら(D船長は気にしていないと思うけど)、海上でD船長に手を振られてしまったのには参ったな(ペコッ)


この日はタチウオ船が休船ということで、操船は若船長でした。

上乗りはI君でしたよ。


今回も、乗船者は最低出船人数の4人でした。

2番目の到着で、釣り座は左舷トモに取りました。


現在、釣り場は富津岬の北側と南側を狙い分けしているのですが、北側と南側では潮の流れの向きが違うので、釣り座選択は迷っちゃいますね。

船の向きも風に向くか、潮なりになるかはその時の状況次第ですし、当たり外れの予測は難しいです。

ちなみに、今回は当たりました。

前回は外れでしたけどね。


左舷は私一人かと思ったら、ミヨシでI君が竿を出してくれたので良かったです。

片舷一人では状況も分かりにくいですもんね。


今回もバナメイエビを持参して、船宿支給のアルゼンチン赤エビと併用しました。

今回は潮先ポジションでキャストして釣ることが多かったので、バナメイをメインに使って、感触も良かったです。


近場の富津沖でスタート。

乗船者が少ないこともあって、6時過ぎに出船して、6時半頃には釣り開始。

これは富津出船のメリットですね。


仕掛けはノーマルカットウオンリー。

オモリはオモリは8号(タングステン28g)で始めてみました。

潮の流れは6号でもイケそうな速さでしたが、風が少し強めに吹いていたので、8号でちょうど良い感触でしたね。


朝イチ、早々に型を見れて、ロケットスタート。


ラインはトモ方向に出されるので、有利な潮先ポジションになっていて、キャストして釣りやすいです。

この条件なら、モーニングサービスもあるかなと思っていたのですが、なかなかアタリを出せず、2尾目は30分後。

船中でも、ポツリ程度みたいですね。


2尾釣れた後もアタリは遠くて、小移動。

しかし、アタリは訪れず、モドカシイ感触です。

潮が緩んでしまって、食いが渋くなっちゃったかなぁ~


船下狙いではなかなかアタリが出ないだろうと思って、潮先方向へのキャストを繰り返して、点々と探っていますが、ダメですね。


上乗りI君です。

上乗りの仕事も、フグ釣りもまだまだ修行中ですね。

ビギナーにレクチャーすることもあるかと思って、フグ釣りの基本を伝授したけど、役立ててくれるかな?


2尾目を釣ってから30分以上経過した7:30にポツリと1尾釣れました。

しかし、続かずに、船長は富津岬の南側への移動を決めました。

ここまで、7:40までに3尾の途中経過は望み通りとはいかない釣果かな。

南側で期待しましょ~


7:50、富津岬南側でリスタート

タイドグラフでは干潮時刻まで40分くらいありますが、もう上げ潮になっています。

あるあるパターンですね。

でも、まだ潮は緩いです。


船は北東方向を向いていて、左舷は潮先ポジション

船の向きさえ変わらなければ、有利な条件で釣りができそうです。


8:10に型を見れたものの、単発で終わってしまい、小移動。


でも、次のイカリでもアタリを出せません。

潮が緩いので、広角にキャストして探ってみますが、ダメですね。

まだ、潮が動いていないから、フグの活性も低いのかな。


8:30を回って、吉野屋さんの船の近くに移動しました。

でも、アタりません。

しかし、船長、少し粘っています。

吉野屋さん、釣れているのかなぁ〜・・・なんて思いながら、キャストを繰り返していると、小さくアタって、掛かりました〜

9:00に5尾目をキャッチです。


そして、その後がちょっとスゴかった。

アタリが続いてくれて、ポンポンポンと4連釣して、ツ抜けにリーチっ。

それに、型がイイんです。

すべて30cm前後級の大型で、ビックリ!

そのサイズの良さに船長も驚いていたような。

私もこんなに大型ばかりが釣れるのは記憶に無いくらいです。

何年か前に木更津沖で大型ばかり釣れたことがあって以来かもしれません。


掛けた瞬間の重量感も半端なくて、引きも強烈です!

大型の迫力を堪能してます。


サイズは大きくても、アタリは小さめ。

コツっとアタることもあるけど、竿先を震わす程度の微小なアタリの方が多いです。

でも、感知できないアタリはありませんね。

餌はバナメイで通しています。


ツ抜けにリーチをかけてから、少し間が空いてしまいましたが、9:35に10尾目が釣れて、ツ抜けっ。

その後も、連釣とまではいきませんが、断続的に型を見れます。

やはり、釣れるのは大型ばかりですよ。

この頃には、上げ潮も流れきて(激流ではなかったです)、潮先ポジションで釣りやすい条件になっていましたね。


しばらくすると、風が弱まってきたので、オモリを6号(タングステン21g)に落とします。

アタリが小さいので、なるべく軽いオモリを使いたいですからね。

当たり前のことですが、軽いオモリの方がアタリは出やすいです。

10号と6号ではアタリの出方はかなり違うと思います。

でも、オモリは軽ければイイというものではなく、軽すぎて、仕掛けを底でしっかりと止められないようではダメですね。

アタリ自体を出せなくなります。


ついでに、オモリのカラーについて、ちょっと思うことを書いておきます。

前回も今回も、ガツガツと餌を食ってくるようなことは無く、アタリも小さいです。

ステイも少し長めが良いということも耳にします。

これは、産卵期で警戒心が強いから?

そうだとすると、オモリは夜光やゴールドメッキ等のアピール系なカラーよりも、目立たないカラーが良いのではないか・・・・そんなコトを考えて、今回はブラック等の地味系のカラーをメインに使ってみました。

確証に至るような検証はできていないけど、考え方としては『あり』かなと思っています。

割りとオモリのカラーは気にする方だけど、一応、少しは考えながらチョイスしてます(笑)


さて、潮先ポジションの四隅(トモ)なので、潮先方向にキャストして釣っています。

このポジションに座って、潮の流れがある時は常に潮先方向にキャストして、ライン〜カットウ針までが一直線になるイメージで釣っていますよ。

これで、シンプルに釣れますし、掛け損じもほぼ無くなりますね。


ステイの時間はいろいろと試していますが、アタリが続く時はそんなに長く待たなくてもイイように感じます。

誘いの後、そんなに間を置かずにアタリが出ることが多いですからね。

でも、アタリが遠くなった時は少し長めの方が良かったかもしれません。


ボチボチと追釣できて、10:30に15尾

とにかく型は良くて、30cm超の大型もかなり釣れてくれます。

このペースで釣れ続いたら、クーラーボックスに入りきれなくなっちゃう・・・とか思っていたら、そんなに甘くはなかったんですよねぇ〜


18尾までは順調に釣れたのですが、そこでバッタリとアタリが止まってしまいました。

始めのうちは、すぐにアタリが戻ってくれるだろうと思っていたのですが、なかなかアタリが出ないまま時間が経過していきます。

変わらずに、潮も流れているんですけど・・・

さっきまで好調に釣れていたんですから、船長も粘るのが得策と判断していたと思うのですが、30分、1時間と型が見れない時間が続くと、さすがに、これはちょっとオカシいぞと、移動せざるを得なくなっちゃいましたね。


しかし、何で釣れなくなっちゃったのかなぁ〜?

フグの通り道から外れてしまったということなのか・・・よくワカリマセン。


少し西寄りに移動しましたが、このポイントで釣るのは初めてかも。

ちょっと期待感があったけど、なかなかアタリを出せず・・・

それでも、ポツンと1尾釣れて、これで19尾。

しかし、その後はアタリを出せず、ここで富津岬の北側エリアに移動となりました。

時刻は12:20で、残り時間は30分チョイ。

前回釣果の20尾を超えるのは難しい雰囲気が漂ってきたかも。


富津沖で12時半過ぎに再開

富津岬の北側なので、これまでとは潮の向きは正反対で、ラインは右舷前方向に出されて、潮尻ポジションになっちゃいました。

この条件だと、キャストして釣るよりも船下で我慢して釣った方が良さそうです。


船下を基本通りに誘っているとアタリが出ましたが、何回かアワせても掛かりません。

仕掛けを回収すると、餌は齧られていないので、外道のアタリでしたね。


次も船下を誘っていると、またアタりましたが、掛からず。

しかし、今回は餌が齧られています・・・ということは、フグ?


次投も船下を狙うと、またアタって、ズシッ。

フグ、釣れました〜

12:45、20尾に到達。

何だか、ホッとしたなぁ〜


その後も、船下狙いでアタリが出てくれて、良いペースで釣れてくれます。

潮先の方々は苦戦しているのに、なぜか潮尻ポジションでの船下狙いで好調に釣れるんですから、不思議というか何というか・・・


ここはアルゼンチン赤エビで釣っています。

持参したバナメイは使い切っちゃいましたからね。


残り30分弱で、5尾追釣したところで、沖上がりとなりました。

最後の富津沖で、船長が良いポイントを当ててくれて、釣果も伸ばせましたね(ニコッ)


富津沖は25cm前後級が主体でしたが、南側でのサイズがあまりにも良すぎたので、ちょっと小さく感じちゃいました(へへへっ)


釣果は、ショウサイフグ 25尾(23~35cm)。

うち、30cm前後級の大型が15尾入りました!

南側で釣れた大型はほとんどが♂だったということで、トータルの白子率は高かったのですが、とても食べ切れる量ではなく、同船の方にかなり引き取ってもらったので、正確な白子率は不明です。

外道はサバフグ1尾、カスザメ1尾。

船中釣果は5〜25尾とのことでした。


返す返すも、南側での時合いはホント凄かったです。


大型率ほぼ100%で、35cmの超大型も2尾釣れましたからね。


良いポイントに案内してくれた船長には感謝です。



〈釣行メモ〉 (令和6年6月3日(月) フグ釣り 於:富津「ひらの丸」)

【潮 汐】 干潮8:29(中潮)
【潮 色】  薄濁り
【天 候】 〔天気〕くもり後晴れ、〔風〕北寄り6m → 2mくらい
【釣り場】 富津沖 → 大貫沖 → 富津沖(水深6m前後)
【釣り座】 左舷トモ〔乗船者4名〕
【タックル】〔竿〕イクシーク湾フグカットウ(183cm)、〔リール〕スティーレ101XG(レフトハンドル) 、〔道糸〕PE0.6号
【仕掛け】カットウオンリー(ノーマル)、オモリ6~8号。
【釣 果】 ショウサイフグ 25尾(23~35cm)
【船中釣果】5~25尾