今週は月曜日にショウサイフグ釣りに行こうと思っていたのですが、体調がイマイチだったので、自重。

それでも、月曜日の朝には体調も良くなってきて、これなら大丈夫と、翌火曜日に釣行してきました。

火曜日は常宿の吉野屋さんが休みなので、フグではなく、シロギス釣り

フグは次回にすることにします。


それにしても、トラフグフィーバーは年々ヒートアップしていますね。

新たに出船する船宿や初体験する釣り人も多くなって、川崎の黄色の船からサガブーさんまで参戦しちゃうんだもん(いきなり、2尾釣っちゃうのはスゴい!)

前にも書きましたが、私はトラフグ釣りはやりません。

なぜなら、デカいトラフグに噛みつかれるのが怖いからetc.(笑)


根岸丸に行きました。

最近、平日に予約が結構入っているなぁ〜と思っていたら、春休みで家族連れや学生さんも来るみたい。

勇樹船長はビギナーに丁寧に指導してくれるので、イイかもね。


乗船者は7名。

釣り座は左舷トモに取りました。


船着き場の向かいの動物検疫所の桜はまだ咲いていませんでした。

今年の桜の開花はムラがあるような気がします。

急に寒くなったり、暖かくなったりしたので、桜の調子も狂ってしまいますよね。


北東弱風で良い凪です。

今回は小さなアタリも感知できる条件ですね。


前日にスコールのような雨が降ったせいなのか、水色は濁り気味。

二枚潮にならなければイイのですが・・・


この日は日中はずっと下げ潮。

小潮回りですが、タイドグラフの干満差は小さくないので、潮の流れはありそうです。

最近、胴突き仕掛けのハリス長は短めの30cmを多用していましたが、ある程度は潮が流れる想定で35cmで始めてみます。


中ノ瀬の西側エリアで、8:40に実釣開始。


1投目で早々に20cm級が釣れて、オオッと思ったけど、その後は続きません。

潮型は悪くありませんね。


出船前の勇樹船長談「最近、シケの日が多くて、魚がいるところも落ち着きません。食いも簡単じゃなくて、サイズが良いとアタリが少なかったり、アタリが多くても掛けるのが難しかったりすることが多いです」とのことで、そんなに甘くはないようです。

「特に、攻める人は結果的に難しい釣りになる傾向がある」とも言っていたので、今回もじっくり系の釣りをした方が良さそうかな。

まあ、その辺は臨機応変にやりましょう。


最初の流しは20分で4尾。

まあ、こんなところかなと思っていたのですが、勇樹船長は新たなポイントを求めて、航路寄りに移動です。


航路寄りの方がアタリは若干多めです。

魚は広くいるのではなく、小さく固まっているようで、その固まりに仕掛けを入れられれば、3尾くらい連発するけど、その固まりから外れてしまうと、アタリが止まってしまったり、ポツリと小型が釣れる程度になってしまうって感じでした。


凪なので、釣り方はゼロテンションでステイして、小さいアタリを取っていく釣り。

小さなアタリを感知したら、即アワセにいくか、1~2呼吸の間を入れてからアワセにいくかはその時々。

早めにアワセにいって掛け損じるようなら、間を入れてからアワセにいきます。

この日は食いが浅めに感じることが多かったので、間を入れることが多かったですね。

小さいアタリといっても、この日は居食い系のアタリは少なくて、感知できるアタリが多かった。

潮もある程度は流れていたのでしょうし、魚の活性も徐々に上がってきたのでしょう。


前回のように、15秒とか超長めにステイすることはしていませんが、待ちは長め(5~10秒くらい)で、じっくり系の釣りです。

連発するタイミングでも、すぐにアタリが出ることは少なく、ある程度は長めに待たないとアタリをスルーしてしまうように感じます。

ステイ時は仕掛けが動かないようにしっかりと止めることが大事ですね。


細かな誘い動作は入れず、誘い的なアクションは仕掛けの位置をズラすリフト&フォールと、状況によってマイナステンションにして仕掛けを弛ませるイメージの動作を入れるだけです。

周りからは「たまに仕掛けをズラすだけで、あとはじっとしているだけの釣り」に見えるみたい(笑)


赤クラゲ除去用のメラミンスポンジです。

赤クラゲの触手が付いた仕掛けを船縁に乗せて、濡らしたメラミンスポンジで擦り取るのが一番の方法のように思います。


ちなみに今回は、最初のうちは何度か赤クラゲが付いてきたのですが、その後は全く付かなくなって、赤クラゲは少なめでした。

でも、赤クラゲはこれから段々と多くなってくるでしょうね。


航路寄りでは順調に釣果を増やせて、9:20にツ抜け

サイズは良~小型の混じりです。

さらにアタリが続いて、イイ感じ・・・と思ったら、移動のアナウンスが出されました。

えっ?と思ったけど、勇樹船長「少し走って、違うポイントに行ってみます。もしダメなら、またココに戻ってきます」だって。

釣れているのに、ちょっと小型が混じると、他のポイントを探索しに行くのは勇樹船長らしいと言えばそうなんですけどね。


航路を渡って、東側のエリアに移動となりました。

ここまで、9:30の時点で15尾。

次の釣り場で良型が入れ食いの釣りになることを期待しましょ~


東側のポイントは勇樹船長が好きな場所と言えばそうかも。

9:50に再開して、しばらくして型は見れたけど、その後は続きません。


しかし、次の流しではポツリポツリとアタリが続いて、10:20に20尾

確かに、小型は入らず、サイズは悪くないかな。


その後も良型主体にボチボチと釣れてくれます。

船の動きはあるので、潮はある程度は流れているのでしょう。

前半の釣り場と同様に、魚がいるところに船が入ると3尾くらい釣れるものの、ずっと釣れ続くって感じではないですね。

こちらはパックンチョがいて、パックンチョが釣れるようになると船は潮回りってパターンでした。


それと、一時だけ、二枚潮っぽい潮型になりましたね。

キツい二枚潮ではなかったけど、この時間帯だけはロングキャストせずにチョイ投げ程度で釣っていました。


11:00に30尾、12:00に40尾

アタリは多くはありませんが、出たアタリは逃さずに釣れているかな。

悪くないペースだと思います。


ショウサイフグ。


12:00チョイ過ぎ、41尾まで釣ったところで、移動となりました。

再び航路を渡って、前半のエリアに戻ることになりましたよ。

勇樹船長としては、東側の感触は確認できたってところかな。

大したことはない?(笑)


前半のエリアでリスタート

でも、イマイチ、パッとしないかなぁ~

前半よりも食いは渋いように感じます。

この頃から、南西風が少し強めに吹き始めたけど、釣りにはそんなに影響はないですね。


釣り方はず~っと同じ。

食いが渋いので、マイナステンションを多めにしているくらい。

ハリス長も朝からず~っと35cmでやってます。


13:10に50尾

区切りの半束はクリアできて、とりあえずはホッと一息です。


勇樹船長が指を5本広げて50尾をクリアしたかと聞くので、ウンと頷くと・・・

勇樹船長がノルマをクリアしたと思ったかどうかは定かではありませんが、その後は転々と探索開始。

私も新たなポイントを巡るのは歓迎的な気持ちではありましたが・・・


アタリはあるけど、どこも単発的。

朝からず~っと単発的な感じではありますが、ここは特に単発的っ(笑)

釣れるとサイズは良いです。

でも、サイズが良いとアタリは少ないですね。


結局、ラストは1尾/1ヶ所のペースにて、13:50に沖上がりとなりました。


釣果は、シロギス 54尾(12~23cm)でした。

13、14cm級の小型が1/4くらい入りましたが、20cm級が半分くらい釣れて、サイズ感は良かったです。

外道は、ショウサイフグ1尾、イシモチ1尾、パックンチョ15尾くらい。

船中釣果は6~54尾とのことでした。


西~東までアッチコッチと探索して、どこもバリっとは釣れなかったけど、どこでも型は見れたような。

食いは渋めの印象だったけど、じっくりと釣って、それなりにアタリは出せたように思いますし、掛け損じもそんなに多くなくて、まずまず上手く釣れたと思います。


〈釣行メモ〉 (令和6年4月2日(火) シロギス釣り 於:磯子「根岸丸」)

【潮 汐】 満潮7:51、干潮16:24(小潮)
【潮 色】 濁り
【天 候】 〔天気〕晴れ後曇り、〔風〕北東3m → 東2m → 南西7mくらい
【釣り場】 中ノ瀬 → 富津沖 → 中ノ瀬(水深20m前後) 
【釣り座】 左舷トモ(乗船者7名)
【タックル】〔竿〕極鋭湾フグ178、〔リール〕メタニウムDC-XG(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.6号
【仕掛け】胴突き2本針(幹糸1.5号、ハリス1.2号(上下とも)35cm、ハリス間隔42cm、捨て糸10cm) 、針:競技キスSP8号、オモリ15号
【釣 果】 シロギス 54尾(12~23cm)
【船中釣果】6〜54尾