今シーズン2回目の餌木スミイカ釣行。
常宿の根岸丸からは今期初釣行です。
乗船者は9名。
釣り座は右舷トモを予約できました。
北東風が少し強めに吹いていましたが、釣りには支障はありません。
天気は快晴、水色はやや澄み加減というところでしょうか。
この条件では、オレンジなどの明るいカラーの餌木の出番はなさそうかなと思っていたのですが・・・
スタート時は、背色が緑や青等の濃いめの餌木を何本かチョイスしておきます。
お隣のK村さんもほぼ同様な感覚の餌木選択をすると思うので、参考にしつつ、使用餌木が重ならないようにするつもりです。
8時チョイ前、中ノ瀬で実釣スタートです。
前回の釣行で良かった背グリーンのクリア地の餌木を先発で使います。
北東風で満潮時刻は10時頃なので、それまでは潮尻ポジションになってしまいますね。
期待は下げ潮に変わる中盤以降になりそうです。
1流し目は船中乗り無し。
2流し目で船中初物が乗って、2杯目も乗ったようですが、乗ったのは潮先の船の前方で、トモ寄りは音沙汰なし。
3流し目も船中では型を見ましたが、これも前方。
でも、これは想定内ですね。
船中バリバリと乗るような状況なら潮尻にもイカは回ってきますが、単発の乗りの状況では難しいです。
流し替え直後のブッコミがチャンスだと思いますが、それを逃してしまうと、諦めモードかな。
潮尻でもイカを乗せてしまうような強餌木を当てるため、流し替え毎に餌木はチェンジしていきますが、乗りは無し。
船中でもイカは単発に乗る程度ですから、そう簡単にはいきませんよね。
2時間くらい中ノ瀬を探索しましたが、 船中、連発モードは訪れず、移動のアナウンスが出されました。
勇樹船長も、この程度の乗りでは納得できないってところでしょうね。
前半の上げ潮では型見ず。
1杯くらいは釣りたかったけど、周りも釣れていないし、ショウガナイですね。
これからが勝負です。
航路を渡って、東側にやってきました。
10時過ぎに再開。
すでに、下げ潮気味になっているようで、船はトモ流しになっていますね。
潮先ポジションになって、期待感を込めて釣りますが、乗りは訪れてくれません。
餌木は相変わらず、流し替え毎に取っ替え引っ替えしていますが、実績ある餌木をメインに使って、外さないことを心掛けています。
船長も点々と探索してくれますが、なかなか乗りは訪れません。
結局、東側では5カ所くらいで仕掛けを入れましたが、どこも不発で、再び中ノ瀬に戻ることになっちゃいました。
しかし、ここまで乗らないとは・・・
船長も思惑が大外れで愕然気味だったのではないかな。
再び、中ノ瀬に戻ってきました。
引き続き、潮先ポジションになっているので、頑張らなくてはいけません。
しばらくして、竿先が引っ張られる明確なアタリ・・・しかし、チップもなく、空振りっ。
何だろう?と、タナを取り直すと、今度は竿先が押さえ込まれるアタリが到来して乗りました~
無事に取り込んだのは・・・
↓ ↓
250g級のスミイカが釣れてくれて、11:35にボウズを脱出です。
最初のアタリは恐らく、イカが触腕で餌木を引っ張ったアタリなんでしょう。
これは掛けられず、次のイカが餌木に抱きついたアタリで掛けたということだと思います。
イカが抱きついた時のアタリは鈍重に押さえ込まれるように出ますね。
これはほとんど掛けられるアタリで、このアタリを出すイメージでタナ取りをしているという感じです。
餌木は朝イチのスタートで使った背グリーンの2.5号の餌木です。
前回も2杯釣ってくれた餌木で(その後ロスト)、ワタシ的には最も信頼できる餌木ですよ。
次の流しは、同じ餌木の3号に替えてみます。
前回、ダンボさんが3号の餌木で順調に釣っていたので、私も今回は試してみたいと思っていたんです。
すると、乗ってくれました~!
思惑通りになってくれると、嬉しいですね。
さらに、連チャン的に3杯目も乗ってくれて、ニンマリっ。
背グリーンの餌木も、3号の餌木も効きますね。
でも、潮尻ポジションということが1番のアドバンテージだとは思いますが・・・
短時間で3杯釣れてくれて、ホッと一安心です。
まだまだ釣果は伸ばしたいと思っていますが、他の餌木も試してみますよ。
その後も期待しましたが、間隔が空いてしまいます。
他の方々もほとんど釣っていませんから、厳しい状況ですね。
何種類かの餌木を試していますが、乗りがないので、この日初めて、明るいカラーの餌木を使ってみることにします。
左トモの方が明るめの餌木で乗せているようですしね。
すると・・・
連発的に2杯をキャッチ!
たまたま、活性あるイカがいたということもあると思いますが、明るめのカラーで釣れたのは参考になりました。
セオリー通りの餌木選択をして、ダメなようなら、セオリー外のことをやってみるのも大事ですね。
13時頃までに、釣果は5杯になりました。
潮先のアドバンテージがあるので、もっと釣果を伸ばしたいところですが、イカのヤル気が薄いようで、厳しい状況が続いています。
その後、1杯乗せましたが、水面下でバレてしまって、ガッカリ。
これは空アワセで乗ったのですが、空アワセだと掛かりどころが悪いこともあって、バラシも多くなりますね。
さらに、不運が・・・
小さな触りが出たと思ったら、フッとラインが緩んで、???
何か歯の鋭い魚にラインを噛み切られてしまったようで、ライン高切れで中オモリから下もロストしてしまいました。
な~んと、付けていた餌木はこの日も2杯乗せていた背グリーン(3号)のマイ最強餌木で・・・
前回の釣行でも、同じ餌木(2.5号)を根掛かりでロストしていて、2回連続で貴重な餌木を失ってしまって、ショックでした(悲)
イカを乗せた餌木は右の3本とロストした1本。
ロストした餌木はかなり昔の廃番品で、入手するのがもう不可能に近いので、ガックリですね。
〈釣行メモ〉 (令和4年10月31日(月) 餌木スミイカ釣り 於:磯子「根岸丸」)
【潮 汐】 満潮10:00(小潮)
【潮 色】 やや澄み
【天 候】 〔天気〕晴れ、〔風〕北東7~9mくらい
【釣り場】 中の瀬 → 木更津沖 → 中の瀬(水深20m前後)
【釣り座】 右舷トモ〔乗船者9名〕
【タックル】〔竿〕極鋭湾フグ178、〔リール〕ステファーノ201XG(レフトハンドル) 、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】中オモリ10号、ハリス3号1.5m。餌木は2~3号。
【釣 果】 スミイカ 7杯(130~330g)
【船中釣果】1~7杯
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